大将軍八神社 星の神様

 天神さんの近所

一条通りと言えば、都の東の「一条戻橋」が有名ですが、都の西の方にある大将軍八神社も外せません。

一条通りの一条商店街(大将軍商店街)は「妖怪ストリート」として売り出しています。いろいろなイベントなどの企画があってなかなか面白い商店街です。

なんせ一条通は平安時代から「百鬼夜行」で妖怪が出没すると有名な場所です。この妖怪は古道具の怨霊である付喪神(つくもがみ)だそうで、道具を大事にしない人間を恨んで夜な夜な徘徊したといわれます。古道具の妖怪たちは船岡山にたてこもって、捨てた持ち主に祟るとも言われています。

大将軍八神社 一条通り商店街

看板に従って、一条通りを進みます。

大将軍八神社 鳥居

立派な鳥居があり、真っすぐ本殿まで参詣道があります。

大将軍八神社 石碑大将軍八神社 提灯

大将軍八神社  手水鉢

まずは、手水舎でお清めして本殿に向かいます。

大将軍八神社 本殿No1

延暦13年(794年)平安京造営の時、桓武天皇は王城鎮護のため、大内裏(御所)から陰陽道の天門にあたる、方除け乾(戌亥・北西)の天門守護として大将軍堂を建てました。江戸期に入り大将軍社と改称し、明治期に大将軍八神社へと変更されました。

もともとのご祭神は大将軍という陰陽道の方位神であり、建築や転居、旅行などにおいて方角の吉凶を司る神様であるため、長い間、信仰を集めています。

大将軍八神社 本殿No2

災禍をはねのけるような力強さを感じます。平安遷都からずっと都を守ってきた神社です。

大将軍八神社 御神体

光り輝く御神体を見ることができました。これはご利益があります。参詣してよかった。

境内  たくさんの末社があります

境内を回ってみます。

大将軍八神社 御神木大将軍八神社 御神木札

大将軍八神社 大杉大明神地主神社の大杉大明神です。

大将軍八神社 大金神神社

歳徳神社と大金神神社があり、吉方の方位神「歳徳神」、凶方の方位神「大金神」が祀られています。

大将軍八神社 五社

五社(恵比寿神社・稲荷神社・天満宮・長者神社・金毘羅神社)です。

恵比寿神社ー商売、稲荷神社ー開運、天満宮ー学問、長者神社ー金運、金比羅神社ー交通安全

大将軍八神社 三社

三社(命婦神社・厳島神社・猿田彦神社)です。

合婦神社ー女性の守護、厳島神社ー芸能、猿田彦神社ー導き

五社、三社と多くの末社があり、ご利益いっぱいです。

大将軍八神社 大将軍神

方徳殿(収蔵庫)前にある、大将軍神の石像です。

方徳殿のにある渋川春海作の「天球儀」が見たかったのですが、方徳殿は開館日が限られているので見られませんでした。残念。
5月1日~5日、11月1日~5日に一般公開されます。

この天球儀は木製では日本で最も古い天球儀なのでぜひとも見てみたいです。

大将軍八神社 いかり

本殿の裏手にある「いかり」です。フェイクではなくて本物です。なんで、神社にいかり?

この神社所蔵の宝船の絵(明暦年間)には「いかり」が描かれていて、大変珍しいものだそうです。その絵にちなんで奉納された「いかり」だということです。

大将軍八神社はもともと、北辰信仰から始まっているので、星の神様です。毎年2月の節分には「節分星祭」が行われます。各人の本命星(各人の干支による北斗七星の中の守護星)に値する御守・御札を授与し厄災除けとしています。また、10月の第3日曜日には「天門祭」が行われ、お神輿が巡行します。

方除け、厄除け、金運、開運、商売繁盛、学問、交通安全、旅行、芸能、女性の守護と多くの御利益が授かれます。北野天満宮のすぐ近くですので、お詣りしてみてはいかがでしょうか。

アクセス

  • 京都市バス「北野白梅町」下車、徒歩6分
  • 京都市バス「北野天満宮」下車、徒歩6分
  • 京福電鉄「北野白梅町」下車、徒歩6分