長州藩邸跡 幕末動乱の立役者

 長州藩邸

元治元年(1864年)、池田屋事件の後、蛤御門の変(禁門の変)に敗れた長州藩は、その藩邸に火をかけて京都から逃げます。また、退却時に市内のあちこちに火をかけたので「どんどん焼け」と呼ばれる大火災が発生しました。

長州藩邸の跡は、今は京都ホテルオークラとなっています。1991年に高さ60mの高層ビルに改築することとなり、京都の景観を破壊するとの反対意見も根強く、激しい論争が繰り広げられたところです。

長州藩邸跡 No2

上の画像でわかりますか、石碑?

長州藩邸跡 No3

建物の一部と同化しているようです。

長州藩邸跡 No4

明治維新の原動力となった長州藩でしたが、最初はほうほうの体で京都から逃げ出します。火災を起こしたというのが、京都民からするととっても迷惑なことでした。

このあたりには、幕末の動乱の時代に関する史跡がたくさんあって、散策するのがとても楽しいところです。

アクセス

  • 京都市バス「京都市役所前」下車、すぐ
  • 京都市営地下鉄「京都市役所前」下車、すぐ

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