日本最大の禅寺
地図で見てみるとよくわかるのですが、「妙心寺」はとても広いお寺です。田舎の山村にあるのではなくて、京都市内にあるということを考えると、昔はとても力のあったお寺だったんでしょうね。境内には46の塔頭があるという、お寺に続くお寺の集合体のようです。
妙心寺内のいろいろな塔頭で、紅葉の特別拝観をされているのですが、夕暮れ時であり、境内を通過するだけの目的なので、塔頭の中には入ってません。外から、通りしなに少しだけ写真を撮りました。
2017年11月25日(土)夕暮れ時
交通の便の関係で「南総門」から訪れる人の方が多いのでしょうが、私は「北総門」から入りました。
「北総門」は「一条通」にあります。京都の「一条通」は、見どころいっぱいの通りですよ。いろいろと記事を書いてますので、良かったら画像だけでも、チラチラとみていってくださいね。
「北総門」前の石碑です。
立派な「北総門」です。中は、通り抜け自由、自転車でも通れます。でも、気を付けてくださいね。
「北総門」を入ってすぐのところにある案内図ですが、目的の塔頭を探すのに苦労するほど、たくさんのお寺があります。
夕暮れ時なので、斜光がきれいで、瓦や白壁が赤みを帯びていい具合です。
通路を通りながら、もみじの紅葉が楽しめます。紅葉真っ盛りですね。
たまらない「赤」です。
これは、来てよかったと思う紅葉です。
右を見ても左を見ても、紅葉が目に入ります。
全ての塔頭が一般公開されているのではありませんのでお間違いなく。
中を見てみたい塔頭がたくさんあります。
退蔵院 の入り口から…
「南総門」に近い、「退蔵院」は通年公開されています。特に今の紅葉の季節はとてもきれいなところです。ぜひご覧になっていただきたいです。
【拝観時間】 9:00~17:00(受付終了) ※休園なし
【拝観料】 一般500円(高校生含む)
小中学生300円(小学生未満の幼児は無料、但し保護者同伴に限る)
※30名以上の団体様は1割引(大人450円、小中学生270円)となります。
平成29年11月の状況です。詳しくは退蔵院のHPでご確認ください。
今日は午後4時ごろだったので、拝観時間ではあったのですが、所用があったので残念ながら入口からのみです。
塀の屋根の上にはきれいなもみじが見えます。
入口の門からは、ドウダンツツジがきれいに見えています。
その後ろのもみじもいい色合いです。
夕暮れ時の、赤い光に染まって建物もいい色になってます。
入口の門の横のもみじです。
「退蔵院」の正面です。
門のところからの撮影です。ちょうど「見頃」ですね。
南門から出てきました。
「妙心寺」自体は、あまり観光名所として取り上げられることはないお寺なのですが、その分、静かでゆったりと回れます。特に紅葉の時期は、一般公開されている塔頭がありますので、一度観光に訪れてみてください。禅宗のお寺らしい簡素なたたずまいの中に、とてもあでやかな紅葉が見られます。
アクセス
- 京都市バス「妙心寺前」下車、徒歩3分
- JR嵯峨野線「花園」下車、徒歩6分