針小路通 小祠 

自分の目で見ないと気が済まない…

少し前に「綜芸種智院跡」の石票を紹介しましたが、その時にGoogleMapを見ていて気になった所です。

このBlogで記事にしているような神社仏閣や観光地などに行く前には、一応GoogleMapでどこにあるのかを見てから出かけています。外出中はスマホが使えない(SIMなし、Wifiのみ)ので、必要な場合は地図をプリントして持って行ってます。

んで、「綜芸種智院跡」を調べたいると、ホントにすぐ近くに「小祠」とのマークがあります。この東西の通りは、たぶん「針小路通り」だと思います。「東寺」の近所なので、「東寺」に関する何かがあるのかなぁ、と記憶に残りました。

針小路通_小祠 No2

で、ちょっと気になるので、「綜芸種智院跡」の前に寄ってみました。

針小路通_小祠 No3

ここは「大宮通り」、東寺の東門の北側です。ここから「大宮通り」は高架橋となって「JR東海道本線」と「八条通り」を超えることになります。上の画像では市バスが がんばって坂を上がってますね。ホントはここを歩いてみたいのですけど、自動車専用で歩行者や軽車両は通行できません。

針小路通_小祠 No4

「大宮通り」反対側に渡って、高架橋を間近から見てみます。高架橋の上は「JR東海道新幹線」です。

目的の「小祠」はここから少し上(かみ)に上がった、「針小路通り」に右折すれば到着します。

で、このまま「針小路通り」に入ればいいのですが、高架のところまで行って、わざわざ高架橋やその下のトンネルの写真を撮ったので、「八条通り」の方から「針小路通り」へ戻ります。

針小路通_小祠 No5

この路地を南に行けば「針小路通り」に出ますね。行ってみます。

針小路通_小祠 No6

で、「針小路通り」に出た後、東に向かいます。通りが少し斜めにずれていますね。

針小路通_小祠 No7

「スーパーオカモト」から少し歩くと到着です。

これが「小祠」の正体です。何のことはないお地蔵さんですね。隅々まで見ましたが、特に市井にある普通のお地蔵さんと何ら変わりないお地蔵さんです。残念ながら「東寺」とは何の関係もないようです。多分、旅行者か、外人さんがたまたま見つけて、GoogleMapに投稿したのではないでしょうか。まぁ、二つのお地蔵さんが並んでいるというのも、京都以外ではあまり見かけないのかもしれませんね。多分、住宅開発が進んだ時代に、近くのお地蔵さんを移動して、まとめて祀ったのでしょう。

土台の部分、細かいタイル張りになっているんですけど、こういうのは昭和時代、特に戦後に多く施工されたものですね。町の左官屋さんが腕を振るってタイルを張り付けたものです。風呂場はもちろん、家の外壁なんかも、下半分はタイル張りにしていたところがたくさんありました。とっても懐かしいです。

アクセス

  • 京都市バス「東寺東門前」下車、徒歩5分

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