11月30日(土) 朝から快晴!
昨日は、やはり疲れたのでしょうか、一回も目覚めずに朝まで爆睡していました。でも、悲しいかな、4時に目が覚めるんですね。いつも通り...
あんまりガタガタさせて迷惑かけるといけないので6時ごろまでは布団の中でゴロゴロ。久しぶりに惰眠をむさぼるという、この上ない幸せな時間を過ごせました。
朝ご飯が7時なので、その前に近所を散歩してみましょう。

お世話になった「ホテル花更紗」の前です。

ホテルの裏側を流れている「湯舟沢川」です。「冷川」と「温川」が合流しているところです。

メタセコイアもきれいな色に紅葉していますよ。
さて、7時前なので、ホテルに帰って朝食です。

毎日、朝はパン一枚と牛乳の私にとっては食べきれないぐらいの朝ご飯です。

朝からおいしいお肉。こんな贅沢していたらバチが当たりそうです。感謝していただきます。

お魚、ここで焼くんか?って思ってしまったのですけど、ホットプレートになってるんですね。ちょっとびっくりです。世の中は進んでますね。

ご飯のお供がいっぱい。私みたいな貧乏人は、これだけあれば御茶碗10杯ぐらい食べられそうですよ。

満腹になってお部屋に帰ってきました。ちょうど朝日が出てきて、さっきのメタセコイアが輝いています。

周りの山々も紅葉がピークですね。

朝から目の保養になりました。
さて、今日は朝一番に「付知峡(つけちきょう)」に行きましょう。もう もみじは終わっているでしょうけど、ゆっくりと散策がしたいです。

駐車場に来てみると、車の上は霜で真っ白。こんなことだろうと思って、お部屋で空のペットボトルに生ぬるいお湯を入れてきました。フロントガラスの霜取りはこれで一発ですよ。
休日の朝ということで、道はガラガラ、良いペースで「付知峡」に到着です。

駐車場にあった「付知町グリーンパイロット事業」の案内看板。けっこうな散策できそうな広さがあります。

「付知峡」の目玉は「不動滝」。では「不動滝」を目指してレッツゴー。

きれいに整備されているので、スニーカーで十分です。

まだもみじも少し残っています。

観光シーズンには多くの人が訪れるのでしょう。休憩所があちこちにあります。

標識が出てるのでそれに沿って行きましょう。

分かれ道ですね。まずは「不動滝」の方へ行きます。

と、すぐに小さな流れを渡るのですが...実はこれが後でちょっとした発見のもとになります。

下の方に流れて行ってますね。

道も下の方に続いています。

昨日に続いて、レイダースの世界です。やっほー。

お、見えてきましたよ。

「不動滝」かと思ったら、「観音滝」でした。

すごい滝じゃないですか。

で、その下にあるのが「不動滝」のようです。

滝つぼ深そうです。

後ろを振り返ると、お不動さんがありました。

なるほど、お不動さんがあるので「不動滝」ですね。

規模としては「観音滝」の方が大きそうですけど「不動滝」が主なんですね。

でも、ここではちょっと修行とかはできなさそうですね。滝つぼ深くて滝行は難しそうです。

「観音滝」の方も滝の真下に行こうとすると、足を滑らして転げ落ちていきそうです。
さて、順路を戻って分かれ道のところまで帰ります。
で、発見したのですが...

さっきの小さな流れが、滝の源流でした。上から続いて、このまま多岐になっています。で、後からさらなる発見があるのですが、今はそんなこと露とも思いません。

こんどは「仙樽の滝」に行きましょう。

すぐに到達しました。「仙樽の滝」です。
さて、遊歩道を回っていきましょう。

道路標識にありそうな看板です。

朝日が当たってきれいです。歩いていて清々しいですね。

お、また吊り橋に出くわしました。昨日は定員5人でしたが、今日の吊り橋は定員3人です。

これはちょっと怖いです。とっても揺れます。上下とか左右ではなくて、「床がねじれるように」揺れるので、腰が引けてしまいます。

へっぴり腰で下の写真を撮るとするのですが、床板の端の方に寄ると、そちらが下がっていき、橋の外に落ちそうです。

なんとか渡りましたが、久しぶりに冷や汗出ました。

後はきれいな遊歩道をゆっくりと散策です。

夏は水遊びが楽しそうですね。

さて、上の遊歩道に出てきました。まだまだ右手の方に続くようですが、ここまでにしましょう。左手に進み、駐車場に戻ります。

水路が続いていますね。京都の疏水のミニ版みたいです。

よく見ると、けっこうな流量がありますよ。石畳の遊歩道を、晩秋を楽しみながらゆっくりと歩きます。

おお、散紅葉の絨毯です。

で、ふと水路を見てみると...なんか川の方に分岐しています。

下へ、下へ...これってもしかしたら、滝? さっきの滝はこの水路から来てるの? ひえーっ! けっこう人工的な滝なんですね。びっくりです。

ま、そんなことはさておき、洞ですか? この絨毯。贅沢ですね。

ちょっとリッチな気分です。

時々水路にもみじの葉っぱが流れてきます。

さて、入り口のところに戻ってきました。

駐車場のもみじ。

駐車場から見える紅葉の山。
ということで、「付知峡」の滝めぐりをしたのですが、こんなにいい天気なのに、だ~れもいません。結局ここも貸切でしたよ。
さて、今度は中津川でも観光地となっているところに行きましょうか。
苗木城
私はあんまりお城には詳しくないので、大した解説はできませんが、「苗木城」は自然の地形を生かして築かれた山城です。
なんかのTVで「絶景 山城 日本一!」と紹介されていましたね。

「資料館」近くの駐車場に車を停めて、下から歩くと良いのですが、今回は時間節約のため本丸にいちばん近い駐車場まで上がりました。

上の画像の「P」のところです。あまりたくさんの車は止められません。空いててよかったです。

さて、本丸目指して歩きます。

山城、良いですね。この雰囲気。

おお、見えた。あの上まで行きましょう。

「足軽長屋跡」です。こんな立派な石の案内板が設置されています。

「跡」なので何にもありません。写真を撮るには良いところです。

ハイキング気分でぼとぼとと歩いていきます。

三の丸にある「大矢倉」まで来ました。

「大矢倉」は後でゆっくり探索するとして、先に本丸の方に行きましょう。

「苗木城跡」の石碑。

山城探検開始です。

探検つっても、ま、広い道が続いてますのでお年寄りでも余裕ですよ。

道沿いに遺構がいろいろとあって、解説が書かれています。

てっぺんに見えるイチョウの木。ちょうどいい色に紅葉しています。

天空に上がっていくこの感じ、周りに何にもないというのはとってもいいですよ。

景色が良くなってきました。

しかしでっかい岩ですね。自然をうまく使っています。

見上げてみましたが、威圧感バッチリです。

見下ろす「大矢倉」。人がいっぱい張り付いています。後で行くからなぁ~。

もう少しです。

昨日に引き続き、今日も快晴! 文句なし!

こんな上にも遺構がたくさん。

「武器蔵」や「具足蔵」だそうです。
「城」ですから籠城できるように備えがいろいろあるんですね。

木曾川の川面が見えてきましたよ。

天守は近いです。

あの木の部分は展望のために造られた櫓です。

「玄関口門」まで来ました。

お、櫓が見えたぞ。

とうとう「本丸玄関」到着です。

さて、絶景と言われる景色はいかに。

石碑が建てられていますが、漢字ばかりで読めません。

さて、櫓に登ります。

おお、これは良いですね。

中津川市街。

昨日登った「神坂峠」です。

あんな上まで行ってたんですね。昨日はあそこからこっち向いて写真撮ってました。

「恵那山」です。雪の冠を被るときれいだそうです。

眼下の「木曽川」です。後であこに行きますよ。

そう、これを見に行きます。お楽しみに。

櫓というのはこんな感じで組まれています。

こんなこと言っちゃいけ何のでしょうけど、なんか、ホームセンターで売られているような感じの木でできています。大丈夫かな?

「苗木城 本丸跡」の案内書き。

昨夜も雪が降ったのか、一段と白くなっていますね。

右手の石組みの上に本丸がありました。展望台は巨石の上に組まれています。

ぼちぼち降りていきます。

途中にもまた巨石があります。

こういうの見ると登りたくなるんですけど、ちょっと無理そう。

「馬洗岩」というそうです。敵に攻められて水がない時に、米で馬を洗って見せ、敵に水が豊富なように欺いたそうです。

「的場跡」です。

山一つを城にしているので、いろいろな建屋の跡があります。

さて、三の丸にある「大矢倉」まで戻ってきました。

ちょうど人がいません。しめしめ。

独占して写真撮ります。

多くの人が昇っている割には石段が崩れていません。

この中には入れません。

「大矢倉」の説明書きです。3階建ての大きな櫓で、2階、3階には「矢狭間」があったそうです。

見晴らし良いですね。

倉庫も兼ねた防御陣地だったそうです。
さて「苗木城」も楽しめましたし、次は山を下りて川沿いです。
北恵那鉄道廃線跡「木曽川橋梁」
以前、なんかのTVで「北恵那鉄道」の廃線跡をめぐる企画がありましたが、その時に見て訪れてみたいと思っていたところです。「苗木城」から車で10分ほどですよ。

GoogleMapで探すと、「北恵那鉄道 木曽川橋梁」も出てくるのですが、「北恵那鉄道 恵那峡口駅跡」の方にとりあえず行ってみました。でも標識と石碑はおろか説明板もなく、近くの神社の駐車場に車を停めて探索。上の画像のところのようなんですけどね。ま、いいか。

ちゅうことで、下の道まで下りてきて「北恵那鉄道 木曽川橋梁」です。この石組の上を走っていたんですね。

横に階段があるので登ってみます。

お、見えましたよ、鉄橋。

「北恵那鉄道 木曽川橋梁」に来ました。是より先は侵入禁止です。

昭和53年(1978年)に配線となったのですが、現在でも「木曽川橋梁」やほかの施設が残っています。

向こう岸は採石場になっているそうです。

微妙に右に寄って架けられてるんですね。

「プレート・ガーター」っていうそうです。

ここの部分は「ダブルワーレントラス」というそうです。

すごいリベットの数です。

運転士さんはこんな光景を見ながら運転していたんですね。

上の部分には架線の支持部の跡が残っています。

40年以上前に廃線となったのですが、現在でもしっかりとした橋という印象です。

土手の上には枕木が残っています。これも、40年以上良く残っていましたね。

昇り降りの石段はとっても狭いです。

さっき何も考えずに車で走っていきましたが...この先線路はどうなっていたかというと...

この道が線路だったんですね。

で、戻ってきてやっとわかりました。この道沿いの土手のあたりがホームだったんでしょう。反対側にも石垣がありますね。

ただの土手になってますね。

反対側に回ってもなんにも痕跡はありませんでした。

唯一、枕木が積まれていたぐらいです。

ここから「苗木城」が良く見えます。今さっきまであこに登っていたんですよ。
2日目も午前中から快調です。午後はご飯を食べた後、中津川周辺の名所に行きましょう。
次の記事です↓(番外編 岐阜 その4 恵那峡・岩村城・日本一の水車)
ひとつ前の記事↓(番外編 岐阜 その2 馬籠宿・妻籠宿・夕森公園)
アクセス
- 付知峡・不動の滝
- 苗木城跡
- 北恵那鉄道木曾川橋梁