ずいき祭の夜店 北野天満宮御旅所

 恒例の「ずいき祭」

北野天満宮御旅所で行われる、「ずいき祭」に行ってきました。

「ずいき祭」は、毎年10月1日~5日の間、北野天満宮の神様を 御旅所へお迎えして「瑞饋御輿(ずいきみこし)」を奉り、その年の収穫に感謝の表すお祭です。

京都の秋祭りはここから始まります。「ずいき祭」は村上天皇の時代にはじまるとのことで、大宰府に左遷された菅原道真公が彫られた木像を、随行した西ノ京の神人が持ち帰ってお祀りし、秋の収穫時に五穀豊穣を願って野菜や穀物をお供えしたのが始まりだそうです。

日中には神事が行われるのですが、仕事があって見に行けないので、仕事が終わった後、夜店の出ている時間に参詣して、お祭り気分を味わいました。

夜店

けっこう、好きです。夜店。

でも、写真を撮ると、一般の人の顔が映ることが多いので、なかなかアップできません。画像処理でモザイクをかけるとなんだか雰囲気台無しなので、それなりの写真ですが、ご勘弁ください。

ずいき祭 No2

西大路から、妙心寺道に入るところです。期間中、車両は通行止めになってます。

ずいき祭 No3

学校帰りの学生さんがとても多くて、にぎやかです。

ずいき祭 No4

ご燈明の提灯です。

ずいき祭 No5

露店も流行を取り入れてるんですね。ハンドスピナーの店は初めて見ましたよ。

ずいき祭 No6

大勢の人が訪れています。

ずいき祭 No7

さて、御旅所の入り口の鳥居ですが、今日ばかりは存在感がありません。画像でも見えにくいですね。

ずいき祭 No8

ずいき祭 No9

日頃は閉ざされている御旅所です。

ずいき祭 No10

「鳳輦(ほうれん)」です。ずいき祭では三基の鳳輦が巡行します。

ずいき祭 No11

屋根に金の鳳凰が乗ってます。

ずいき祭 No12

ずいき祭 No13

ずいき祭 No14

「導山」です。北野天満宮の末社・猿田彦神社の御祭神です。

ずいき祭 No15

「神輿岡神社」です。

ずいき祭 No16

このあたりの地名は「西ノ京御輿岡町」と言います。

ずいき祭 No17

「瑞饋神輿(ずいきみこし)」です。

ずいき祭 No18

ずいき祭 No19

野菜や穀物、種や皮といった、自然の収穫物で飾られています。

ずいき祭 No20

屋根が「ずいき」で葺かれているので「瑞饋神輿」と呼ばれます。「ずいき」って知ってますか? 里芋の茎のことですよ。他にも、乾燥した野菜、湯葉、麩、食べ物の種、皮などの作物を使って五穀豊穣を感謝します。

ずいき祭 No21

ずいき祭 No22

こちらは少し小振りな子供神輿です。

ずいき祭 No23

露店をウロウロして、お祭り気分を味わえました。

毎年、5日間の日程で行われているので、1日~3日の夜は夜店が楽しめます。お祭り好きの人はぜひ夜にも参詣してください。もちろん、昼間の神事や「瑞饋神輿」の巡行も見ごたえがありますので、ぜひ見ていただきたいです。

アクセス

  • 京都市バス「北野中学前」下車、すぐ

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