ガイドブックに載っているところですが…
Blogのタイトルが「ガイドブックに載らない…」なので、ちょっと本筋から外れるのですが、紹介せずにはいられない「野宮神社」です。
なぜかというと、ご利益にあずかれたので、お礼参りに行ってきたんですよ！
なので、皆さんにも、ご利益がありますようにと「野宮神社」の紹介をさせていただきます。
行ってみましょう
嵯峨野や嵐山方面を訪れるときは、いつもJR嵯峨野線を利用しています。お世話になっている「JR嵯峨嵐山駅」ですが、まだJR嵯峨野線が、国鉄山陰線で単線だったころ、嵯峨嵐山駅は「嵯峨駅」であって、けっこうぼろぼろの駅舎でした。でも、待合室の木造の雰囲気がとても好きで、駅の中のベンチによく座ってました。
現在のJR嵯峨嵐山駅です。これは南側の入り口で右手にロータリーがあります。左手にトロッコ列車の嵯峨嵐山駅があるのですが、その南側の細い道を山手の方（西）に向かって歩きます。
しばらく行くと道は少し広くなり、嵐山の高架橋が見えてきますのでその下をくぐってまだまだ西に歩きます。
もう少し行くと長辻通りに出ます。左に向かって歩くと上の画像のような風景になります。道の反対側（西側）にバス停があって、道標が立っています。
立派な道標です。この道標のところを、また山手方向に入っていきます。細い道ですが、天龍寺の北側を通る道で、この道が竹林の小径です。
しばらくはお土産屋さんですが、竹藪に入ります。
天龍寺の北入り口を通り過ぎて、竹林の小径を歩きます。さすがに人通りが多いです。
どんどん行くと、道が勝手に右に曲がって、上の画像のような看板が出てきます。野宮神社に到着です。えんむすびの神とでかでかと書かれています。多くの方々が、このご利益にあずかろうとして参詣されています。
緑の中の野宮神社
やってまいりました、「野宮神社」。「えんむすび・進学祈願」と大きな字ではっきりと書かれています。そしてこの鳥居は、日本一の「黒木鳥居」です。黒木鳥居とは樹皮のついたままの鳥居のことです。とても原始的なのですが、竹林の風景にはベストマッチです。
野宮神社の駒札です。細かいことは書きませんので、ご自分の眼で確かめてきてください。
こちらは「黒木鳥居」の駒札です。
とっても立派です。私には男らしく感じられました。
まずは手水舎へ行き、お清めをします。
ここの手水舎は、「龍神」が住み「健康・長寿・病気全快」にご利益があります。祈念しながらお清めをしましょう。
ちょっと変わった手水鉢です。
本殿に参詣
さて、本殿です。実はけっこう人がいっぱいで、写真を撮るのが大変でした。
キラキラの神額。
それでは、本殿でお詣りです。「大変お世話になりました。おかげさまで願い事が成就いたしました。本当にありがとうございました。」
左手には絵馬掛けがあります。
「良縁」祈願。やっぱりこれですね。みなさん、引き寄せてください！良縁を！
真に願えば叶います。
「招福」祈願。こちらも引き寄せてください。
絵馬掛けの前には、えんむすび、進学の「野宮大黒天」と願い事達成の「神石（亀石）」があります。
お願い事をしながら、石が削れんばかりの勢いでなでましょう。「良縁、良縁、良縁」ゴシ ゴシ ゴシ… 絶対来ます、良縁が。
私個人のことなので、願い事の中身には言及しませんが、信じたおかげで成就いたしました。ご利益の多い野宮神社です。竹林の小径の京都らしさを味わって、心身共に優雅な気持ちになり、すがすがしい気持ちでお詣りして、そのご利益にあずかってください。
アクセス
- 京都市バス「嵐山天竜寺前」下車、徒歩５分
- JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」下車、徒歩10分