さわやかな風 午後3時
昨日の続きです。
南の登り口から登って、道沿いにベンチのある休憩所で30分ほど、ぼ~っとしました。さわやかな風が吹いて、ほんとにリラックスできて幸せです。

さて、この景色ともお別れして尾根伝いに歩きます。

少々のアップダウンを繰り返しながら尾根道は続きます。

そうすると、所々で巨石に出会います。

「松尾学区古墳群」です。

そこかしこに古墳があります。

こんな山の上によく作ったものだと感心します。昔の人も、死後景色のいいところに埋葬されることを望んだのでしょうか。それとも少しでも空に近い場所を好んだのでしょうか。

尾根伝いの道は続きます。

またまた古墳です。

石室の中は埋まってしまってます。

崩れているところもありますね。

だいぶんと北の方まで来ました。しずしずと林の中を進みます。

なんか見えてきましたよ。

広場のようになってます。

標識を見てみると、目的の「松尾山」への分かれ道です。どちらからでも行けるのですが、時計回りに行ってみます。

「京都一周トレイル」の案内板が立ってます。

ぐるっと一周して「松尾山」山頂に行き、嵐山の方に降りましょう。

少しだけ嵐山方面が見えています。

「松尾山」山頂までもう少しです。

出ました。「松尾山」山頂です。

ちょっと達成感。でも276.1mなのでそんなに苦労しなくても登れるんですよね。私にはこれぐらいがちょうど良いです。

展望のできるベンチがあります。

なかなか絶景ですね。

真ん中が「双ヶ岡」で右の高い山が「比叡山」です。

「広沢の池」方面です。

一応「三角点」も写真撮っときます。ちょっと一服して満足しましたので、ゆっくりと下山しましょう。

以前、「嵐山城跡」を訪ねたときにここまで来ました。その時には上の地図の点線の矢印方面に行きましたよ。「展望良」と書かれたところがあるので、写真を撮りに行きましょう。

やってきました景勝地。ここにも木のベンチが設置されています。

「渡月橋」と嵯峨嵐山方面です。

「渡月橋」と「高架橋」が見えますね。各々望遠してみます。

JR嵯峨野線と嵐電を超えている嵐山高架橋です。観光シーズンは南行きが大渋滞します。

「渡月橋」も70㎜+デジタルズームでけっこうきれいに見えています。平日の夕方近い時間なので空いてますね。

「広沢の池」です。

「双ヶ岡」と「新丸太町通り」です。マンションが連なっているところの真ん中に「新丸太町通り」が走ってます。

「比叡山」です。「比叡山」も「京都一周トレイル」の「東山コース」「北山コース」に含まれています。

「愛宕山」です。こちらも登りたいですね。
そろそろ日が傾いてきたので下山しましょう。

たまに倒木があります。

しばらく降りると竹藪が見えてきます。

杉の木はまだ若木が多いですね。

道が少し急なので、降雨時にはこの道が水路となってしまうんでしょう。

道幅が広くなりました。治山のための車が入ってくる程度の道幅があります。

高度が低くなって、見える風景もまた変わってきます。

もうすぐそこですね。

でもまだつづら折りが続きます。

この景色になると、人里はもうすぐです。

出口手前は道がとても細いです。

見えましたよ出口。駐車場の横です。

やっと出ました。逆コースでここから入るときには見落としてしまいそうなところです。

「京都一周トレイル 西山26」ですね。「京都一周トレイル」は嵐山の方にまだまだ続くのですが、今日はここまでにしておきます。
登山が趣味の人には全然物足りないコースかもしれませんが、素人である私なんかは、半日あればゆっくり回れるので、ちょうどいいコースです。
「京都一周トレイル」は専用の地図も販売されているし、コースを取り扱った本も出ているので、興味のある人は購入してくださいね。(私は地図なしで歩きましたが、何とか迷わずに行けました。でも推奨はしません。必ず万全の備えで歩いてください。)
アクセス
「京都一周トレイル 西山コース」松尾山の北登り口
- 京都市バス「阪急嵐山駅前」下車、徒歩2分