二瀬川渓流 新童子橋

ちょっと寄り道

「皇大神社」「天岩戸神社」と参詣して、この後は大江山を通って宮津に抜ける予定です。

で、「皇大神社」の駐車場を出てひたすら府道9号線を北に向かって走ります。この道は京都丹後鉄道宮津線と並行しており、大江山を抜けて宮津市内につながる快適な道路です。

で、気持ちよく峠道を登っていると、いきなり道の上に吊り橋がかかっているではありませんか。運転中なので写真は撮れませんでしたが、行き過ぎてしばらくすると道の右側に駐車場。

車を停めて案内板を見に行きます。

二瀬川渓流_新童子橋 No2

「二瀬川渓流」だそうです。さっきの吊り橋は「新童子橋」というそうで、この駐車場から散策路が続いているようです。

行ってみるか!

はたまた脱線です。ま、ええか。

二瀬川渓流_新童子橋 No3

あの橋を渡って歩いて行くようですね。

二瀬川渓流_新童子橋 No4

橋の横に案内書きがありました。吊り橋はTVの撮影に使われたこともあるとか...

二瀬川渓流_新童子橋 No5

いざ、出発。(この橋が目的の橋ではないですよ、念のため...)

二瀬川渓流_新童子橋 No6

橋を渡ると地道の散策路です。

二瀬川渓流_新童子橋 No7

右下に降りる道と真っ直ぐに続く道。右下の道に手すりなどが造られて整備されている感じなので右下の方に行きましょう。

二瀬川渓流_新童子橋 No8

散策路は続きます。いつものことですが、だ~れもいませんよ。

二瀬川渓流_新童子橋 No9

お、なんか見えてきた。

二瀬川渓流_新童子橋 No10

おお、大きな吊り橋です。

二瀬川渓流_新童子橋 No11

やって来ました「新童子橋」です。

二瀬川渓流_新童子橋 No12

さ、さっそく渡りましょう。

二瀬川渓流_新童子橋 No13

しっかりした吊り橋に見えてますが、渡り出すとやっぱり揺れ出しました。うおおお...

二瀬川渓流_新童子橋 No14

遠くの景色も良く見えます。

二瀬川渓流_新童子橋 No15

まだ、真ん中に到達しません。 ここまで来てから言うのもなんですが、むっちゃ怖いです。腰、引けてます。  ヘソの下、スースーです。

二瀬川渓流_新童子橋 No16

うおおおおおおおおおおおおおおっっっっっっっっっ!!!!!! 死ぬる思いで写真撮ってますっ。ごわいよぉお...

脳内:「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

「落ちたらどうしょう!」

二瀬川渓流_新童子橋 No17

反対側は...こ、こ、こ、怖くてのぞき込めません...もうダメです。橋の端の方まで近づけません。腰が引けてしまって、橋の真ん中を内またですりすりと歩いてます。

二瀬川渓流_新童子橋 No18

横を見ると吸い込まれそう...

二瀬川渓流_新童子橋 No19

おおおおお、あともうすこしいいいい。

二瀬川渓流_新童子橋 No20

おおおお。渡りきったぁぁぁぁ!

二瀬川渓流_新童子橋 No21

ああああ、地面はありがたいですね。しっかりと踏みしめてます。

普通の人ならそんなに怖い揺れ方ではないのでしょうが、私は全然ダメです。しっかりした橋なら高くても大丈夫ですが(ウソこけ)、揺れるやつは心理的に無理があります。

水分補給して落ち着きます。橋の反対側には何やら案内板がりますよ。

二瀬川渓流_新童子橋 No22

この辺りのゴツゴツの石を「強羅」というそうです。

二瀬川渓流_新童子橋 No23

こういうやつですね。

二瀬川渓流_新童子橋 No24

「美多良志荒神の由緒」とあります。

酒呑童子の里  美多良志荒神の由緒

大江山といえば、源頼光が酒呑童子を退治したところとして知られているが、もっと古い時代にもう一つの鬼退治があったと伝えられている。
今から約千四百年前、聖徳太子の弟麻呂子親王が、英胡、軽足、土熊らにひきいられた鬼神たちをここ大江山で退治したという。
鬼神たちは、妖術をつかい、姿をあらわしたり、かくしたり、自由自在で親王軍は苦戦におちいる。
そのとき、額に鏡をつけた二頭の白犬があらわれ、鬼神たちを照らすと、鬼神たちは姿がかくっせなくなり、ようやく退治することが出来。た鬼神を退治すると白犬は死んでしまったので、山頂地科kの池ヶ平に葬り、この白犬、鬼退治を祈願した元伊勢の神の化身だったのだと残された鏡を、加悦とここ仏性寺にまつった。
この美多良志荒神は、この白犬のつけていた鏡をまつった宮と伝え、「みたらし」は「み照らし」からきているのであろう。古くから「闇を照らし、光を与えてくれる神」「困難なものごとの見通しを良くしてくれる神」として、人々の厚い信仰を受け、「恋愛の成就」、「難病の治癒」、「学問をすすめて試験に合格する」などに霊験あらたかな神とつたえている。

とのことで、この上に「美多良志荒神」のお社があるようです。行ってみましょう。

二瀬川渓流_新童子橋 No25

丸太の階段を上がって行きます。

二瀬川渓流_新童子橋 No26

おお、ここにも黒木の鳥居が出現。

二瀬川渓流_新童子橋 No27

もう少し上のようですね。

二瀬川渓流_新童子橋 No28

見えてきましたよ。

二瀬川渓流_新童子橋 No29

小さな祠です。

二瀬川渓流_新童子橋 No30

近づいてみるとけっこう立派な祠ですね。

二瀬川渓流_新童子橋 No31

灯籠を模した石柱。なかなか面白いです。

一通り散策したので戻りましょう。もう少し南に「頼光の腰掛岩」なるものもあるようですけど、時間があまりないので仕方ありません。

二瀬川渓流_新童子橋 No32

「新童子橋」まで戻ってきました。

二瀬川渓流_新童子橋 No33

また渡らねばなりません...ガックシ。

二瀬川渓流_新童子橋 No34

青空見上げて、一発行ってみましょうか。

嫁はんの手前、何気なく、さりげなく、「こんな吊り橋、屁でもないわ。」っちゅう顔をしながら、腰の引けた姿勢で渡ります。嫁はんの方が完全に余裕の顔で渡ってますよ。

二瀬川渓流_新童子橋 No35

ああああ、やっと渡り切りました。何気に顔が青白い気がします。

二瀬川渓流_新童子橋 No36

さて、駐車場まで、今度は上の散策路で帰ります。

二瀬川渓流_新童子橋 No37

で、駐車場まで戻ってきたのですが、ちょうど川岸まで降りられるようなので、ここでお弁当にしましょう。

二瀬川渓流_新童子橋 No38

ここの川岸でシートを広げてお弁当をいただきました。清々しい流れの清らかな水音を聞きながらおにぎりをほおばる幸せ。涼しい風が吹いて吊り橋の緊張感も忘れてしまいましたよ。予定では大江山のスキー場当たりでお昼ご飯にしようと思っていたのですが、こんないいところに出会えてラッキーです。

さて、お腹も一日になって大江山を越えました。

二瀬川渓流_新童子橋 No39

峠の頂上付近から見下ろした宮津の町。いまからあこを目指して走ります。

まだまだ見に行きたいところがいっぱいあるんですよ。

この後も続きます。こうご期待。

アクセス

  • 京都丹後鉄道大江山口内宮駅下車、市バス大江山の家行き「二瀬川」下車、徒歩約5分
  • 京都縦貫道「舞鶴大江IC」より車で30分程度

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