明治天皇 伏見桃山陵(ふしみももやまのみささぎ)

伏見桃山城 本丸跡

私は山を歩くのが好きで、天気が良ければ京都市近郊の山を歩いています。「登山」なんていう危ないことはしませんので、あくまで「山歩き」です。(結果として、危ない目によく会いますが、あくまでそれは結果ですよ。)

そんな「山歩き」の友が「京都一周トレイル」です。コースガイドになる地図や本も発売されていて、初心者が山に慣れるのにはもってこいのコースも紹介されています。かと言って全ルートが簡単極まりないかというとそういうことでもなく、ベテランでも楽しめるルートです。

山道だけではなくて、コース周辺の名所や旧跡などにも寄ることができるように考えられており、自然の中で「京都らしさ」を肌で感じられます。それと、公共交通機関が通っているところをまたぐようなコースが多いので、予定の変更がしやすく、疲れた時には「もうここでやめて早く帰ろ。」と軟弱な意思決定ができる良心的なコース設計になってます。

で、その「京都一周トレイル」の標識がこれ。

伏見桃山陵 No2

丸太を模した人口柱や、それこそ丸太を使って初心者が迷いそうなところにはほぼこの標識が建てられています。

伏見桃山陵 No3

んでもって、とても分かりやすい地図と案内があり、最寄りのトイレが書かれていたりします。なので、この標識の順番に沿って歩いていくと、まぁ道を間違うことはないでしょう。問題は、この標識を見つけること。

今回、私は近鉄「桃山御陵前」駅から始めたのですが、「東山・伏見コース」の「F1」の標識がどこにあるのか発見できませんでした。多分、京阪「伏見桃山」駅の近くだと思うのですが。でも、街中ならば だいたいどっち方向に行けば目的地に行きつくのか、周りにもいっぱい情報があるので困りませんよね。とくに現代ではスマホという強い見方が助けてくれるので、なんにも考えずにスマホの「こっち行け!」という命令に従って歩けば、万事解決!と相成ります。

でも、私のようなSIMを入れてない貧乏人は、「ハナ」が効かないと路頭に迷って右往左往する羽目になることがあるのですよ。

伏見桃山陵 No4

さっき出てきた「F2」の標識に従って東に進んでくると、JR奈良線の踏切に出ました。上の画像の右手方向には「桃山」駅があります。踏切は複線になってますよね。

伏見桃山陵 No5

でも踏切から左では、いきなり単線。奈良線ってじつはけっこう不便なんですね。

伏見桃山陵 No6

で、歩いていると、たまたま見つけた「京都一周トレイル」の標識。なんと、駐車場の端に立っている街路灯の柱にあるではありませんか。

伏見桃山陵 No7

それも「F4」。「F3」は見落としてきてますね。結果オーライなんですけど、なんか腑に落ちません。絶対に順番通りに回らないといけないことはないんですけど、なんかねぇ。と言って、探しに戻るのもなんですし...ごにょ、ごにょ。

伏見桃山陵 No8

標識の地図にあった通り、あそこの分岐で右に行くのが本ルートですが、私はこのまま真っ直ぐ点線で示されたショートカットに進みます。

伏見桃山陵 No9

こっち方向ですよ。

伏見桃山陵 No10

ほんでもって、ショートカットで左折して北へ向かうように出ていたのですが、そのままずんずんと東の方向に進みます。こんなふうに、コースを少し外れると、観光ができたりするので、予定よりも時間が超過気味になってしまいます。進んでいくと、道は少し曲がって南東方向に誘導されます。

伏見桃山陵 No11

いきなり出てきた巨石群。

伏見桃山陵 No12

「伏見桃山城」の石垣に使われていたと考えられている石です。

伏見桃山陵 No13

でっかいですね。この石はどこから運ばれてきたのでしょうか。

伏見桃山陵 No14

ずんずん進むと、左手に何やら手入れされた門が出現。もっと先に進みましょう。

伏見桃山陵 No15

こんどは道が右手の方に曲がります。

伏見桃山陵 No16

きれいに整備された庭園が出現しました。

伏見桃山陵 No17

で~ん。ここが駅名にもなっている「伏見桃山御陵」です。明治天皇のお墓です。

伏見桃山陵 No18

もともと、この辺りは豊臣秀吉の伏見城の本丸があったところなんだそうですよ。

伏見桃山陵 No19

さすがに立派ですね。

伏見桃山陵 No20

「上円下方墳」で、下段の方形壇の一辺は約60メートル、上段の円丘部の高さは約6.3メートルあるそうです。

伏見桃山陵 No21

そのちょうど反対側を見ると、京都市の南部地域が一望できます。

伏見桃山陵 No22

伏見桃山城があったころには「巨椋池」という巨大な池(というよりも湖)があったところですが、時代の流れとともに埋立開墾されて農地となり、近代では向島ニュータウンなどとなってます。真ん中を南北に走っている国道1号線も昔は信号も数えるほどで、延々と畑の中の直線でした。現在は京滋バイパスなどができて、とっても開発が進んでいます。

伏見桃山陵 No23

下の方から多くの人々が上がってきます。参詣というよりも運動に来ている人が多いですね。

このあたりは宮内庁の「桃山陵墓地」となっており、すぐ東には明治天皇の皇后である「昭憲皇太后」の「伏見桃山東陵(ふしみのももやまのひがしのみささぎ)」が隣接していますし、「桓武天皇」の「柏原陵」にもほど近いところにあります。

さて「京都一周トレイル」を急がなければならないのですが、実はもう一月になるところがあるのです...

次回、紹介しましょう。

アクセス

  • JR奈良線「桃山」下車、徒歩15分

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