夜の 観覧温室 はとっても神秘的!
京都府立植物園(通称:植物園)は、京都市内では、幼稚園や小学校の遠足のメッカです。最近は老人施設から、送迎車でいっぱいこられてますけど...
私が、ご幼少のみぎり(笑)は、アルマイトの弁当箱におにぎり詰めて、幼稚園バスで遠足に行ったものでした。観覧温室(通称:温室)のじっとりとした蒸し暑さは今でもよく覚えていますよ。
ということで、植物園でやっている温室の夜間開室とイルミネーションを見に行ってきました。
京都府立植物園 観覧温室の夜間開室とイルミネーション
【開催期間】12月15日(金)~12月25日(月)
【点灯時間】午後5時30分~午後8時(入園は午後7時30分まで)
【料金 入園料】 一般 200円 高校生 150円 中学生以下無料
正門~観覧温室~北山門、植物園会館前の樹木や花壇がイルミネーションで飾られます。また、夜間開室する観覧温室内では、クリスマスに人気のポインセチア展を開催。その他、ハンドベルコンサートなどの催しが行われます。
京都府のホームページより
例のごとく、京都市バスで行きましたよ。
北大路通りの「植物園前」バス停から北に向かって歩きます。
京都府立大学のグランド横の欅の並木道を歩いていきます。夜なので、欅もよく見えません。
ほどなく、京都府立植物園の正門前(一番南の端)に来ました。もうなんやら、中の方が明るくて、気持ちがそわそわします。一番左にある自動販売機で入場券を買って中に入ります。
いきなり正面にイルミネーションが出現。周りが真っ暗なので、よく目立ちます。
ここもまた、昼間とは全然雰囲気が違います。昼間はひろ~~~い、お花畑なんですけどね。
イルミネーションを見ながら、奥の観覧温室の方に進みます。
形が整ってますね。
なかなか手が込んでますよ。
かわいいです。いまにも動きそうな雰囲気です。
子どもさん大喜び。
実は、ソリの先頭なんですけど、次から次絵と人が入れ代わり立ち代わりそりに座るので写真が撮れません。後でゆっくり撮りましょう。
奥へと進みます。近くに来ると、結構な高さがあってびっくりしました。
観覧温室の前の池の周りにもきれいなイルミネーションが施されています。
これ、なかなかいいですね。家の玄関に欲しいです。
楽しい雰囲気いっぱいです。
さて、観覧温室の前に来ました。
観覧温室 夜間開室
温室に入ります。夜間は無料です。
入口のロビーです。
ゲートをくぐって中に入ると、ポインセチア展です。少し画像が白っぽいですよね。実は、レンズが湿気ですぐに曇ってしまって、拭いても拭いても切りがありません。
鮮やかな「赤」なんですけど、レンズが曇り気味で、なんか白っぽくなってしまいます。
ポインセチアにもほんとにたくさんの種類があります。約100品種700鉢が展示されています。
色々な植物を鑑賞できます。入ってすぐのところは熱帯なので、湿気がとても高いです。外の寒さを忘れるぐらいの温かさです。
ジャングルですね。
バナナがなってます。食べたらだめですよ。
立派なサボテンたち。
バオバブの実。
上の画像、これなんだかわかりますか。しなびたワカメみたいな草です。答えは次の画像です。
2000年も生きるんですって。ほ~っ。
とっても鮮やかなグリーンです。
そのあと、いろいろな気候の地域に分かれていて、多くの植物を鑑賞できるのですが、なんせ植物には疎いので、そして、あんまり花が咲いてなくて、同じような写真ばかりになるので少し割愛します。
一周してロビーに戻ると、こちらにもいろいろな展示がありました。
自然素材の飾りはいいですね。
写真撮影のできるスポットもありますよ。
北山門へ向かう
観覧温室を出て、今度は北山門の方に行ってみます。
見る方向を変えるだけで、ずいぶんと雰囲気が変わります。
ほんとにうまくできていますね。
やっと、ソリが空いてました。これは人気になるのもうなずけます。
植物園らしいイルミネーションです。
後ろの木々がなんとも妖しい色合いです。
くすのき並木のライトアップです。約200mほどの並木道がライトアップされており、音楽に合わせて色合いが変化しています。全部が全部同じ色になるのではなく、端から順番に色が変わったり、一斉に変わったりと、変化に富んだイルミネーションです。
やっぱり、「青」が一番インパクトが大きいです。
北山門に近いところにある大きな木です。すんません。何の木か見てくるの忘れました。
こんな感じで、写真撮影にはもってこいです。
池にきれいに映ります。ちょっと感動です。
噴水が色合いを添えてくれます。
また、正門の方に向かいます。途中のイルミネーション。
家の庭にも飾れそうな、かわいいイルミネーションです。
道の反対側にもクリスマスツリー風のイルミネーション。
植物園らしい演出です。
きれいな鳥かご。
こちらは黄色がきれいです。写真はへたくそですが、これは我ながら気に入った一枚となりました。
楠木の並木道を戻ります。上の画像でお分かりかと思いますが、向こうの方から、「青色」が押し寄せてきます。
真っ青になりました。くすの木の並木道から横にもライトアップがあります。
植物園会館前の花壇も飾られています。こちらも見てみます。
こちらもなかなかいい撮影スポットですよ。
これなんか最高です。Blogの画像は表示の関係で、680×453の大きさですが、フルスケールで見るととってもきれいなんですよ。現地で見るのが一番いいですけどね。
ということで、正門まで帰ってきました。平日の仕事帰りということで、訪れている人も少なめで、ゆっくりと鑑賞できました。やっぱり、「夜」の観覧温室はいいですね。今まで見てきた、植物園の「昼」とは違った「夜の顔」、そしてイルミネーションと、神秘的な植物園が堪能できました。
寒い時期ではありますが、とっても感動できる別世界です。ちょっと温かい格好をして植物園の夜の顔を見に来てください。
アクセス
- 京都市バス「植物園前」下車、徒歩5分 (正門)
- 京都市営地下鉄「北山」下車、徒歩1分 (北山門)