御池桜 気が早い?

 京都 厳冬の1月

他府県の方には、あまり信じてもらえないのですが、京都の冬はとっても寒いです。気温で見ると、たまに氷点下になるぐらいなので大したことはないのでしょうが、体感的には「こんな寒いところないわっ!」というぐらいの寒さです。

寒さの質が違うんでしょうね。東北や北海道からこちらに来る方も、京都の寒さはとってもたまらんと言われます。

そんな寒い京都ですが、この冬は1月16日(火)から、昼間の気温が上がって3月上旬の暖かさになりました。全国的に暖かいようで、その前の週末の寒波が何だったんだろうかというような温度です。センター試験の時には雪が積もるというジンクス通り、14日(日)の朝には、京都市内の北1/3ぐらいは雪が積もりましたよ。私の勤めている銀閣寺付近では、月曜の朝でも日陰にしっかりと雪が残ってました。

こういう寒暖の差が激しい時には体調を崩しやすいですね。このまま温かくなれば良いのですが、まだ1月なのでそんなわけがあるはずもなく、来週にはまた寒波がやってくるそうです。

は~るよこい!

寒いのが大っ嫌いな私は、「夏は北海道、冬にはオーストラリア」の生活にあこがれます。でも、常夏の赤道直下はご勘弁です。暑すぎるのもダメなんですよね。

で、早く春が訪れてほしいので、春の代表的な花である、「桜」を見に行きました。日本人の春といえば、相場は桜と決まってます。

こんな寒いときに咲いてるの?

当然ソメイヨシノは、まだ花芽がゆっくりと膨らんでいる時期です。でも、京都市内では桜が見られるんですよ。

場所は、御池通りの柳馬場北東角です。

御池桜 No2

朝早くて、日陰なのでよくわからない写真になってしまいました。

御池桜 No3

もう少し近づいて撮ると、咲いているのがわかりますね。ちらほらかと思ってましたが、それ以上に咲いています。3分咲きといってもいいぐらい咲いてますよ、1月なのに。

御池桜 No4

確かに桜です。かわいい花びらが見えています。京都の冬の寒さに耐えて、可憐な花をつけています。

御池桜 No5

薄いピンク色がとってもきれいですね。

御池桜 No6

この「御池桜」は「不断桜」と言われる種類の桜だそうです。ここ2,3日の暖かさで咲いたのではなく、例年12月ごろから少しずつ咲き出して、ソメイヨシノなどが満開になるころまで花をつけ続けます。

冬に桜って、とっても風流ですね。

これから3月上旬にかけては、受験シーズン。受験生の皆さん、「桜咲く!」を目標に頑張ってくださいね。

 アクセス

  • 京都市バス「堺町大池」下車、徒歩1分
  • 京都市バス「柳馬場御池」下車、徒歩1分

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