小林天満宮 菅公腰掛石

咲き始め

ちまたでは梅の花が満開になったというニュースが流れていますね。私も機会があれば梅の花を見に行っているのですが、その中からいくつかを紹介していきたいと思います。

まず、第1弾は地元亀岡市。梅と言えば天神さんなので、天満宮を探しました。そういえば、だいぶんと昔に訪れた「小林天満宮」にも梅があったな、ということで久々に参詣します。訪れたのは少し前の2月14日(日)です。

「小林」は「こばやし」ではなくて「おばやし」と読むそうです。亀岡市千代川町にあります。

小林天満宮 No2

国道9号線から東に入って行くと上の画像のような標識が目に入ります。ここで北の方に向かいます。

小林天満宮 No3

参道なんですけど、以前来た時には右手の方は田畑だったんですよ。開発されてしまって住宅街になるようですね。

小林天満宮 No4

「小林天満宮」です。木々に囲まれていたんですけど、全部伐採されてしまっていますね。

小林天満宮 No5

味のある石柱です。

小林天満宮 No6

天満宮と操桜

当社境内に「菅公腰掛石」という石があり菅原道真公が園部からの帰途里長の家で休息されたのが当社の起源と伝えられており、そのため休み天神とも言われている。
また、この地に大工久助が妻の於長(おなが)と二人の娘と住んでいたが怠け者で、日々の生活がやっとであった。
享保五年(一七二○)江戸に大火があり、出稼ぎに行ったまま何年たっても音信なく於長は二人の子供をかかえ針仕事や野良仕事で細々と暮し夫の帰りを待っていたが、久助は江戸で新たな妻を迎えて暮している伝えがあった。
しかし、於長は夫が大事にしていた桜の木を夫と思い、大切にし懸命に働いて子供を育て婦道を守り通した。
非情の樹木も人の誠を感じたのだと誰いうことなく「操桜」と呼ばれその後土地の人々の手により二世桜を境内に植え丹精して時には花見の会を催し於長をしのんでいる。

小林天満宮 No9

では、境内に入ります。

小林天満宮 No8

狛犬さん。

小林天満宮 No7

顔に迫力がありますね。

小林天満宮 No10

天満宮の神額です。

小林天満宮 No11

昔来た時は緑の中の神社だったんですけど、境内の周りの木々が全然なくなってしまいました。

小林天満宮 No12

手水舎です。

小林天満宮 No13

拝殿です。

小林天満宮 No14

本殿です。

小林天満宮 No15

ここの屋根の部分は新しいです。

小林天満宮 No16

ささ、お詣りを。

小林天満宮 No17

こちらの神額も新しいですね。

小林天満宮 No18

ちょっと見えにくいですが、中にも狛犬が飾られています。

さて、境内を見ていきましょう。

小林天満宮 No19

天満宮と言えば牛。こちらもマスクされています。

小林天満宮 No20

これですよ、これ。

小林天満宮 No21

「菅公腰掛石」です。

小林天満宮 No22

すんごい立派な石です。

で、今回の目的の梅ですが...

小林天満宮 No23

咲き始めていました。

小林天満宮 No24

これぐらいの咲き始めが雰囲気良いですね。

小林天満宮 No25

紅梅も咲き始め。

小林天満宮 No26

つぼみの丸いタマがかわいいです。

小林天満宮 No27

摂社ですが神様は不明。

小林天満宮 No28

屋根にね、えべっさんかな? こった瓦です。

小林天満宮 No29

反対側は布袋さんかな?

小林天満宮 No30

こちらにも摂社があります。

小林天満宮 No31

赤く塗られているのでお稲荷さんかな。

小林天満宮 No32

で、これが「操桜」かな?

小林天満宮 No33

駒札の字が消えてしまって不明です。

咲き始めの梅を見ることができました。天気が良いと白が映えますね。梅は種類が多くて開花時期がずれているのでしばらくの間はあちこちで楽しめそうです。

アクセス

  • 京都縦貫道「千代川IC」より車で10分程度

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