中秋の名月 2021

十五夜

もう秋分も終わったのに、なに古い話題持ち出してんねん!

って怒られそうですけど、今更ながら今年の「中秋の名月」の話ですねん。

こういう季節の行事がとっても大好きな私ですが、なかなか旬なときに話題を提供できなくてすんません。なんせ忙しくて、記事書いてる時間があんまりないんですよ...

ネタになりそうな写真はどんどん増えてるんですけども、そうこうしてネタ作りに励んでいると、記事にできずに埋もれていく写真も多々できてしまいます。

で、もう「十五夜」は流してしまおうかと思ったんですけども、ことしの「十五夜」は曇りで全然見えへんかった、という話をよく聞くので、せっかくですから「十五夜」のお月さんを紹介したいと思います。

「中秋の名月」とは、旧暦(太陰暦)の8月15日の月を指します。昔の暦では7月、8月、9月が「秋」で、その真中の8月が「中秋」と呼ばれたんですね。それと、毎月1日が新月(朔)で15日が満月(望)となっていたので、8月15日の月が「中秋の名月」だそうです。

ところが、お月さんは楕円軌道なので絶対に15日が満月になるかというとそうでもなく、暦もずれてくるので「閏月」などという現象も出てくるんですね。今の暦で行くと、太陽の動きがずれてきたから13月にしようという感覚でしょうか。(ま、閏年はありますね。)

昔は季節と暦が合致していることが「政治」が正しく行われている証拠だと思われていたので、天文学や占星術といった学問が政界で重きをなしていたんですね。

ま、そんな前置きどうでもいいので、お月さんに登場していただきましょう。今年は「十五夜」と満月がばっちし一致しているそうで、正真正銘の満月です。

十五夜_2021 No2

どうですか。結構きれいでしょ。

でも、21日の夜は全国的に曇りとか雨だったじゃんか?

そう、その通りです。2,3日前から天気予報とにらめっこしてましたので、21日の夜がダメなことは重々承知のこと。

で、20日の夜、深夜まで頑張って21日のAM1時頃に撮りましたよ。日付から言えばバッチリ「十五夜」。ま、朝なのは許してください。実際、天文学上は21日のAM8:55頃が月齢15.0らしいので、夜に見るよりも朝に見たほうが満月に近いんですよ。

十五夜_2021 No4

で、ちょっと色温度を低くしてみました。これぐらいがお月さんらしいですね。

十五夜_2021 No3

もっと赤くしてみました。これはちょっと妖しいですね。

十五夜_2021 No5

今度は色温度うんと上げましたよ。

なんか地球みたい...

お月さんで遊ぶな! と怒られそう。

こんな感じで私のお月見の夜は更けていくのでした...(当然お団子もいただきましたよ)

みなさんはいかがでしたか。ま、月は見えなくともお団子いただくだけで嬉しいですよね。

来年も「十五夜」が満月なのだそうで、楽しみにしておきましょう。

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