橋、2題
旅行2日目は、能登半島を北上します。和倉温泉を出発して「輪島」の方に行くのですが、ただまっすぐ行っても面白くないので、「能登島」を通って行きましょう。
「能登島大橋」を渡って「能登島」を抜け「ツインブリッジ のと (中能登農道橋)」を渡って戻ってきます。
まずは「和倉温泉」からすぐの「能登島大橋ロードパーク」に来ました。

ここも広い芝生があります。ほんでもってむっちゃきれいに整備されています。

「能登島大橋」です。すごい立派な橋。もちろん無料。この後、車で走って渡りましたよ。むっちゃ気持ちよかったです。

続いては「能登島」を走って「長浦うるおい公園」まで来ました。展望台から「ツインブリッジ のと」を見ます。

こちらも立派な橋です。なんともエレガント。ここも無料ですよ。
以前、能登半島に来たのはかれこれ30年前。当然こんな立派な橋はありませんでした。世の中便利になりましたねぇ。
巌門
今までは「七尾湾」側にいましたが、山を越えて日本海側に出ます。Google先生が教えてくれた道をひた走ります。あまり信号のない道を右は左へと曲がりながら日本海側に出ましたよ。
国道249号線で来たので、少し南に下ります。

やって来ました「国定公園能登金剛」。上の説明にあるように「奇岩怪石・白砂青松が連なる海岸」だそうです。

で、その中の「巌門」というところに来ました。

駐車場に車を停めて散策開始です。大きな観光施設があるのですが、コロナウィルスの為か閉まってます。遊覧船は本日運行になってますね。階段を降りていきます。

半分ぐらい降りてきました。

「安藤広重」作の「能登滝之浦」です。まずは上の図では松の生えている展望台に上がってみましょう。

階段が整備されています。楽チンですよ。

「巌門」の上のところに当ります。

ここから「鷹の巣岩」と「碁盤島」が見えます。

「鷹の巣岩」、松の枝で見えにくいです...

「碁盤島」は見えますよ。ここで源義経が碁を打ったという伝説があるそうです。

今度は展望台から海岸線に降ります。

「鷹の巣岩」こっちの方がよく見えます。

やってきました。目的の「巌門」です。いままで、あの上のところにいましたよ。

行ってみましょう。

おお、向こう側がはっきり見えますね。ここに夕日が落ちる時に見てみたいです。

今は干潮なのでしょう。

おお、遊覧船がやって来ました。

巌門の右手に洞窟があるのですが...ここは満潮のときには入れそうにないですね。

洞窟の奥には階段があります。

上まで続いてますよ。

おおお、なかなか面白い。

上に出ました。見るだけじゃなくて楽しめますね。

なんか咲いてます。どっかで見たような花ですけど、名前知りません。

こんどは「がんもん橋」です。

上から見ると何の変哲もない橋です。

上からの景色もなかなかです。さっきの遊覧船が見えますね。

で、この橋、下がちょっと変わってます。世界で初めての「PC曲弦トラス橋」という橋だそうです。なんかよくわかりません。

北の方を見ると「猪ノ鼻」が見えます。たしかにイノシシですね。

さて、なんでこんなところに遊覧船や観光施設があるかというと、「松本清張」の推理小説「ゼロの焦点」の舞台となったからです。

「松本清張」の歌碑です。

こっちにも何か書かれていますがよく見えません。ちょっと残念。
さて、ここからは海沿いを北上しましょう。
日本海側沿いを行く
国道249号線や県道49号線を通って、何かあるごとに止まって行きます。

最初は「夫婦岩」。何かどこにでもありそうな名前ですが...

地元の人しか知らないパワースポットだそうです。

左が婦で右が夫です。草が伸びているので、写真撮りにくいです。
次はここ。

こちらは「夫婦岩」よりは有名なようです。「機具岩」です。

すごいでっかい「機具岩」の石碑。

「機具岩」の説明書きです。ここも「夫婦岩」です。

ここもきれいですね。海岸まで降りられそうなので、夕日と写真が撮れるときれいでしょう。

今度は同じ県道49号線沿いですが、棚田があります。

「日本の棚田百選」に選ばれた「大笹波水田」です。

展望台から見た「大笹波水田」です。一つ一つの田んぼが比較的大きいですね。
どんどこ北上していきます。

「ヤセの断崖」にきました。

県道沿いの駐車場から100m。

今日は土曜日ですが誰もいません。駐車場からぽちぽち歩きます。

海岸が見えてきました。

「ヤセの断崖」の案内書き。ここも「松本清張」の「ゼロの焦点」の舞台となった断崖絶壁です。

少し雲が出てきましたが景色は抜群です。

やっぱ、下見ると怖いです。

近くに「義経の舟隠し」があるので行ってみましょう。こっから300mです。

海岸沿いというか岩壁の上に続く遊歩道です。

ここ、さっき車で通りました。

なかなかいい感じの遊歩道です。爽やかな風が吹いていて気持ちいいですよ。

やってきました「義経の舟隠し」。文治2年、頼朝の追っ手から逃れる義経が、海難を避けるために48隻の船を隠したという岩場です。

うおおお、いきなり目の前に地面の割れ目出現。右側の先の方まで行けるようなので、行ってみます。

波よけになりそうな岩礁がありますね。

けっこうやばいところまで来ました。へその下スースーです。

う、うおおお...こわいよ~ (こわかったら行くなっちゅうねん)

でも、よく見ると浅瀬で岩がゴツゴツしているので、海が荒れている時に船で近づくなんて絶対無理ですよ。

ひ、 ひえ~~~。 吸い込まれそう。
と、周りに人がいないのでキャーキャー騒いでました。しかし、あ~こわかった。
さて、海岸沿いを北上していきましょう。

次に目に入ったのがこれ。
「トトロ岩」。
よく見ると「...に見える」と小さく添え書きされています。正式名称は「権現岩」だそうです。

う~~ん、微妙。「トトロ」というよりも「ウルトラQ」か「帰ってきたウルトラマン」ぐらいの特撮の雰囲気ですね。
白米の千枚田
なんでわざわざ能登半島を北上しているのかというと、ここ。

「白米の千枚田」に来たかったのです。ホントはライトアップされている時間に来たかったのですけど、宿から遠いし、旅行の帰りの最後に寄ってたら、家に帰るのが大変だし、今回は妥協して日中に散策です。

入り口のゲート。

でかでかと案内板。一度はライトアップをこの目で見てみたいですよ。
で、散策前に腹ごしらえを...

道の駅になっている駐車場の「千枚田ポケットパーク」でおにぎり食べます。「おにぎりセット」はおにぎり2個が選べて、お味噌汁とタクアン付きで\500-。パリパリの海苔でごっついおにぎりいただきます。

外から見て中身がわかるように、トッピングもされています。奥が「きゃらぶき」、手前が「岩のり」です。

ほんでもって、別売りですが、「千枚田♡(ハート)コロッケ」。

「かかし」。ソーセージのフライです。

「フグのから揚げ」です。
こんだけ食ったらお腹いっぱい。野菜不足ですが、昨夜たらふく食べたのでまぁいいか。

さて、こんどこそ散策です。

けっこう広いです。腹ごなしに歩き回ります。

傾斜地なので、一つ一つの田んぼは横に細長いですよ。

海岸線近くまで続いています。

下から見上げるとこんな感じ。

作業用の軽トラとかが通れるように道が点けられています。
で、オーナー制度があって有名人もオーナーになられています。

「安倍昭江」さんの田んぼ。

「森星」さんの田んぼ。

「小泉進次郎」さんの田んぼ。
他にもたくさんありました。

海岸近くまで下りてきましたが、けっこう急な傾斜でしょ。

ほんとにぎりぎりのところまで田んぼになってます。

東映の映画みたい。 こんだけ潮が飛んでくるのに、稲、大丈夫なんでしょうか?

さて、ポチポチ駐車場の方まで引き返しましょう。登りはやっぱりしんどいですよ。

海の方をよく見てみると、島が並んでいますね。今気づきました。

だいぶんと上がってきました。あの上のところが駐車場です。

上の道まで戻ってきました。

ここにも案内書き。観光の人がけっこう訪れるのでしょうね。

こんどはライトアップを見に来ましょう。

「世界農業遺産」なんてのがあるんですね。ちょっと調べてみると「世界農業遺産の目的は、近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくこと」だそうです。オーナー制度とか「あぜのきらめき(ライトアップ)」とかとても上手に運営されていますね。

今日は人もあまりいなくてどちらかというとガラガラ。やっぱりコロナのせいでしょうか。人がいなくて歩きやすかったし、感染の心配もあまりないので精神的に楽でしたよ。

さて、「白米の千枚田」を見て、一つ目標達成です。
まだまだ北上していきます。能登半島の先っぽまで行きますよ。
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アクセス
- 道の駅 千枚田 ポケットパーク・・・輪島市から車で20分程度