5月3日(水) 祝日
おい、また番外編かよ。 京都の話題はないのんか?
いや、その...すんまへん、ありまへんねん。
つーことで、大変心苦しいのですが、またまた番外編でお送りします。
今回はゴールデンウィークに出かけた石川県での話です。
日帰りで行ったのであまりゆっくりとはできなかったのですが、嫁はんの一言で「水芭蕉」を追い求めて山の中に分け入ることになりました。
この辺りで水芭蕉が咲くのが5月中旬なのですが、今年は季節が1週間ぐらい早く推移しているので、もしかしたら咲いてるかもしれない!というのが嫁はんの目論見。ま、そんな当たるかどうかわからん目論見のために山の中まで車を走らせんといかんわし。家庭内の力学がそんな風になってるのでしゃあないんですけど。
向かった先は「貴廟(きびょう)」と呼ばれる輪島市下黒川町の山の中。国道249号線からGoogleセンセに案内してもらって車を進めます。
「長井」というバス停のあるところから国道を離れるのですが、そこからは一気に道が細くなって行き、山の中に入ると車1台分の道幅になってしまいます。ま、わしは細い道気にせん方なのでずいずいと走って行きますが、ボディーのでっかい車の場合は行き違いに気を遣うことでしょう。
で、センセのいう「水芭蕉群生地」に着きましたが、駐車場らしきものは無し。道が広くなっているので端の方に停めさせていただきました。(少し先にもう一ヵ所入り口があって、こっちの方は駐車場がありましたよ。)
入り口には休憩所があります。
で、「水芭蕉」の案内書き。池(沼?)の周りに遊歩道があるようです。「市」指定の天然記念物のようですね。やっぱ、5月上中旬に開花って書いてます。
ま、とりあえず入って行きますよ。 それそれそれ。
おお、沼地に出ました。
しーん。 どこを見ても葉っぱばかり。この水芭蕉の葉っぱがでかいんですよ。ほんでもってとっても瑞々しくて、サラダ菜みたいで食えそー。
南の方の日当たりの良いところでこの様子なので、やっぱり早すぎたかな。
ま、あかんやろけど北の奥の方も見てきたろ。
おお、もしかしてあれは! 咲いてるやんけ! もっと北に行ったろ。
張り出した台がありますよ。
うおおお! 咲いてる咲いてる!
生まれて初めてこの目で見る水芭蕉。 今回だけは嫁はんエライぞ。大当たり!
ちょっと露出を暗めにすると良くわかりますね。 沼地のようですが水がゆっくりと流れています。
お花屋さんでカラーっていうよく似た花が売られてますが、その倍ぐらいの大きさの花ですよ。とってもおっきいです。
いやぁ、今回はたまげました。 まさか咲いているとは...しかもゴールデンウィークやというのに誰も来てない。ここ「貴廟」のある石川県は本州での水芭蕉生息南限に当るので、たぶん本州で一番の開花だと思います。
帰りに見つけた、ハート形に曲がりくねった木。一瞬どうなってんのかわかりませんでした。
ラッキーなことに生まれて初めて水芭蕉を見てテンションだだ上がりで、本日のメインイベントに突入していきます。今回 京都から はるか遠くの石川県まで日帰りできたのは、夕日を見るため。さて、どんな夕日が見られるのかこうご期待。 【次回につづく】
アクセス
- 国道249号線「長井」から車で15分程度 道はけっこう狭いです。