十数年ぶりの九州旅行
京都ネタもいろいろあるのですが、またまた番外編です。10月24日(木)から3日間、久しぶりに九州に行きましたので、ちょっと報告。いろいろな観光地を回ったのですが、『ガイドブックに載らない京都』としては、神社仏閣めぐりと景色のいいところを中心に記事を書きましょう。
私は京都府下の田舎に住んでいるので、新幹線に乗るとすれば「京都駅」からなんですけど、予算の都合で、今回は「新大阪」から乗ることになりました。そういえば新幹線に乗るには十数年ぶりではないでしょうか。その時も九州まで行きましたよ。「小倉」まで行って、特急ソニックに乗り換え「大分」まで行きます。
で、今回は京都駅から新快速で「新大阪」まで行きました。
7時35分の「ひかり」に乗ります。
で、端折って車中の人。今日の大阪はどんよりとした曇り空。今のところ雨は降ってませんけど、時間の問題のようです。
ま、どうこう言っても仕方がないので、まずは2回目の朝飯をいただきます。さっきも食べたので、メロンパンとサンドウィッチで我慢しときましょう。
あっと、言う間に「小倉」です。2時間半ぐらいかな。
新幹線から見る「小倉」の街。ここは途中下車せず乗換だけです。
新幹線よ、ありがとう。自分で車を運転して九州まで来ることを考えたら、なんと楽なことか。
つぎは「小倉」から特急ソニックで「大分」を目指します。3分遅れだって。
いきなりホームに入ってきた特急ソニック。右手方向が「大分」なので、左手からくると思ってたのですけど、スイッチバックするんですかね。ピントぶれぶれになってしまいました。
しばらく走ると、海沿いなんですけど、どんよりどころか雨降ってますし．．．
ま、どうこう言っても仕方がないので、早めの昼飯にしましょう。小倉駅で買った「鶏めし」です。いろいろな駅弁の中でこれを選んだ決め手は「かしわ」の標示。関西人には馴染みですね。
なかなか正解です。「鶏めし」うまいです。ほくほく。
さて、「大分」駅が近づいてきました。車内放送は、サル山のお猿さんの逸話を流してます。で、外はジャジャ降りの雨．．．
大分駅につきましたよ。反対側にも特急ソニックが停まってます。
「おんせん県」ですね。楽しみ楽しみ。
トイレの中の絵。とってもきれいなトイレです。
「大分駅」です。ちょっとしょぼいって？ こちらは裏口です。レンタカーを予約してるので借りに行きましょう。現在11時半すぎ。九州周遊の始まりです。
高千穂峡
レンタカーで目指すは「宮崎県」。なんで大分で降りて宮崎まで行くの？ って疑問に思われるでしょうけど、今回の目的地の中で唯一「高千穂峡」だけが宮崎県で、距離的にも一番遠いところなんですよ。なので、元気なうちに車を走らせて行ってみます。
当然、ナビにお世話になるんですけど、ナビの推奨してくれた道は、国道と言っても山の中に入ると1.5～1車線の細い道。でも信号はないし、対向車はほとんど来ないし、地元の車はけっこうなスピードで走っていくしと、あっという間に「高千穂峡」まで来ましたよ。
さすがに疲れましたけど．．．
ここはガイドブックには当然載ってますよね。でも、せっかく来たのでレポートしましょう。「名勝 高千穂峡」の石票です。立派じゃないですか。
「高千穂峡」は「五ヶ瀬川」にかかる峡谷で、国の名勝・天然記念物に指定されています。「五ヶ瀬川」沿いに遊歩道があるので、散策します。
駐車場から遊歩道に行く橋から見た「五ヶ瀬川」です。
「真名井の滝」が見えています。
橋のたもとに「久太郎水神」とあるので、行ってみたかったのですけど、ちょっと滑りそうな路面なのでやむなく断念しました。
紅葉の時期にはとてもきれいになりそうな雰囲気です。
おっと、なんか出ましたよ。
ボートに乗ると「五ヶ瀬川」の川面にハート形の石があるとかで、それにかけてハートの絵馬なんでしょうか。
有名な「真名井の滝」の説明書きです。
「真名井の滝」目指して雨の中ボートに乗る人がいるんですね。
遊歩道を進みましょう。
遊歩道わきにも小さな池や、水の流れがあります。
紅葉には少し早いようですね。
「鬼八の力石」。200トンだそうです。
これか？ 200トンしかないの？
こっちでした。
ちゃんとしめ縄がされていますね。すんません。
この辺りが水面と一番距離が短い場所です。深い緑色の水で、水深が深そうな雰囲気ですよ。
これ。高千穂峡の地形そのもの。「柱状節理」と言います。
「仙人の屏風岩」と名前がついています。
遊歩道の横手にある滝もきれいです。
なかなかお目にかかれない風景ですね。
これ、やっぱり崩れることがあるんでしょうか？ 剥がれ落ちそうですね。
雨もほぼ上がりました。少しもやが出てきて雰囲気バッチリです。
遊歩道は登りになります。
やはり雨の多い地域なのか、苔が多いです。
遊歩道の案内図なんですけど、落書き多いですね。日本人の悪いところです。
「槍飛」と言われる、川幅が最も狭いところ。
これを飛び越えるのは勇気がいりますね。
相当な高さがあります。
水流と小石などで「甌穴」という穴が開くそうです。どれどれ．．．
支流の小さな川なんですけど、深い穴が開いてます。近づくと落っこちそうで、怖い怖い。
手前に柵とかないんですけど。落ちた人はいないんでしょうか？
ホンマに落っこちそうですよ。
バイパス道路が見えています。下側の橋まで行きましょう。
何本かの支流が「五ヶ瀬川」に流れ込んでいます。
「神硯の岩」というのがあります。なんと、「高山彦九郎」のことが書かれています。「高山彦九郎」といえば、あの有名な三条大橋で土下座している人ですよ。ちょっとびっくりしました。
これが、その「神硯の岩」です。確かに硯のようになっていますね。
「神橋」まで来ました。けっこう古い橋です。
異様に欄干が低いんですけど。これ、ホンマに落ちた人いないの？ 成人男性の腰の高さまではないですよ。
落ちたら真っ逆さま。お～こわ。
「神橋」から「高千穂神社」まで「五ヶ瀬川」沿いの道を歩いていくことができます。
「高千穂神社」を目指して歩いている人もいます。でも、私は往復している時間がないので、後で車で行くことにしました。
さて、ポチポチと駐車場まで戻りましょう。
滝、最高。雨上がりで緑がみずみずしいです。
ずっと見ていても飽きないですよ。
「真名井の滝」も少し表情が変わってきましたね。
「おのころ島」です。
「高千穂神社」の春祭りではお神輿がこの池を三回まわってみそぎをするそうです。
池の真ん中に鎮座する石碑。
この池「チョウザメ」がいます。
ちょっとびっくりですよ。
ということで、番外編 九州 宮崎 の高千穂峡でした。ここは超有名観光地なので、ガイドブックには必ず載ってますね。でもせっかくですから紹介しました。この後もガイドブックには載っているんですけど、超有名な神社を紹介していく予定です。ご期待ください。
↓番外編 九州 宮崎県 その２ 高千穂神社・天岩戸神社（次の記事です）
アクセス
- 九州中央自動車道「蔵田」から車で40分程度