南禅寺奥の院 パワースポット

 南禅寺の穴場 ごっつうパワースポット

今年も紅葉シーズンにたいへんお世話になった、「南禅寺」。

本堂はもとより、「三門」や多くの塔頭が有名ですね。それと、最近はインスタ映えする「水路閣」も人がいっぱいです。さすが、京都の観光地といった感じです。

「三門」の上からは、京都市内が望めますし、広い境内はさすが京都のお寺というきれいな風景を保っています。

ゆったりと静かな大寺院を堪能できる「南禅寺」ですが、実は普通の人があまり行かない、パワースポットがあるんですよ。

まさに、パワースポットと感じられるそこは「南禅寺 奥の院」。山登りやハイキングを趣味にされている方のBlogには出てくることがありますが、「奥の院」だけを紹介しているホームページなどはあまりありません。

なので、行ってきましたよ。

「水路閣」から、歩いて10分もあれば行くことができます。雨が降ってなければ、普通の靴でもOKです。一部、未舗装の道がありますので、雨上がりなど、あまり靴が汚れるのが嫌な方は、天気の良い時に訪れてください。

未舗装路と言っても車が通るような道なので、細い細い山道ではありません。ご心配なく。

基本的に、私もしんどいのは、きらいです。

水路閣から行く

私は京都市営地下鉄「蹴上」駅から向かいました。「水路閣」から行きましょう。

南禅寺奥の院 No2

京都の水を支える、疎水の「水路閣」です。ほんとに有名になりましたね。朝早くから、いろいろな人が写真を撮っていますよ。

「水路閣」の下をくぐって、すぐ左の山の方に歩きます。「水路閣」に沿って上がっていくと、目の前にお寺が見えてきます。

南禅寺奥の院 No3

ここは「最勝院高徳庵」。実は、ここも紅葉がとってもきれいな紅葉スポットなんですよ。

その、「最勝院高徳庵」の入口(上の画像)の右側にある道を山の方に行きます。ここからしばらく未舗装路です。砂利道なので、そんなに苦労しなくとも歩けます。

南禅寺奥の院 No4

2,3分歩くと整備された、きれいな階段道になります。

南禅寺奥の院 No5

とっても上りやすいです。

南禅寺奥の院 No6

大きな杉が立ってます。とっても立派です。だんだんと神秘的な場所になってきました。パワースポットに近づいている感じが、ひしひしとします。

南禅寺奥の院 No7

杉のもとには「大杉大神」が祀られています。参詣の道の僧なんですが、どこもかしこもきれいに掃除されているんですよ。

南禅寺奥の院 No8

ほどなく、幅の狭い階段が出てきました。この上が目的地「南禅寺奥の院」です。とても静かで、人っ子一人いませんよ。今回の参詣の時にも、だれとも会いませんでした。

南禅寺奥の院 No9

やってきました「南禅寺奥の院」です。手前の建物が拝殿でしょうね。掃除道具などが置かれており、きれいに整備されています。

南禅寺奥の院 No10

雰囲気満点です。いつ頃からあるかなどはよくわかりません。

南禅寺奥の院 No11

ここよりも奥の方まで見学させていただくので、 真心込めてお詣りさせていただきます。

南禅寺奥の院 No12

さて、奥の方に行きましょう。見えてきましたよ。

南禅寺奥の院 No13

実は、「打たせ滝」があるんですよ。まさしく、パワースポット。

南禅寺奥の院 No14

脱衣所もあるので、滝行体験ができます。外人さん向けに「The Saint Dojo」って書かれてました。「滝行」以外の目的で入らないでとも書かれていました。素っ裸でするものではないとも書かれていました。文化を理解するというのはなかなか難しいことなんでしょうね。

南禅寺奥の院 No15

けっこうな高さで、流れがあります。

南禅寺奥の院 No16

すごい水しぶきが飛んでますよ。夏は良いでしょうけど、冬にはちょっと無理でしょうね。軟弱ものの私には...でも、見ているだけで、心を洗われるような感じがします。

南禅寺奥の院 No17

滝の横には「大日大聖不動明王」が祀られています。昔から修験道場として多くの方々が修行されてきたことでしょう。

まだまだ、パワーを感じられるスポットがあります。

南禅寺奥の院 No18

滝の横には階段が。だんだんと階段が細くなってきましたね。けっこう急斜面なので気を付けてくださいね。

南禅寺奥の院 No19

階段の最後には、洞穴がありますね。行かねば。ここもパワースポット感満点です。

南禅寺奥の院 No20

洞穴の中には、「厳島弁財天」「大日如来」など、たくさんの石仏、石像があります。

南禅寺奥の院 No21

こちらは「将軍地蔵尊」。

南禅寺奥の院 No22

祠を建ててもらっているお地蔵さん。何も書かれていませんが、年月が経ってとても古い感じがします。ずっとここで、来る日も来る日も下界を見ながら、人々の幸せを願っているんでしょう。

南禅寺奥の院 No23

「秋葉一尺坊」と書かれています。「秋葉権現(あきはごんげん)」なんですね。

南禅寺奥の院 No24

滝から、山側へ移動すると、ここにも、石碑や石仏、祠などがいっぱいあります。ここの祠には、書かれてある字が読みにくいのですが、「南笑地蔵」と書かれているようです。

南禅寺奥の院 No25

「力彦大明神」が祀られています。

なんとも、修験道場という雰囲気満点の「南禅寺奥の院」です。南禅寺からは歩いて10分ぐらいですので、興味ある方は訪れてみてください。打たせ滝の「滝行」は無理にしても、お参りするだけでパワーを授かれそうです。

アクセス

  • 京都市バス「南禅寺永観堂前」下車、徒歩20分
  • 京都市営地下鉄「蹴上」下車、徒歩20分