2月11日(土) 祝日
毎年この時期は雪を求めて愛宕山に登ってます。
今年も行くぞ! ということで2月11日(土)の朝から行ってきました。
雪の愛宕山は何回か紹介してるので、もうお腹いっぱいの方もいらっしゃるでしょうが、ちょっとお付き合いください。
同じことばかりやってると面白くはないので今回は、車で麓まで行ってから登りました。
それと、表参道の方は人が多いことでしょうから、樒原の方から登ります。昨年は明智越から神明峠を経由したので(途中アイゼンをなくした...まだ言ってる)、よかったらそっちの記事も読んでみてくださいね。
車で来た
他府県の山に行くには車を使うのですが、近くの山は公共交通機関で行くことが多いです。なので、今回のルートも普通ならばJR八木駅から京阪京都交通バスで来るのですが、今回はあまり時間が無いので車で移動することにしました。
で、駐車場に車を停めて一服。山用の靴に履き替えて、ザックを担いで出発です。
宕陰(とういん)も過疎化が深刻なのか移住者を募集してますね。
愛宕山の登り口はここから500m程南です。アスファルトの道が続きます。
道の脇には除雪されて高く積み上げられた雪が残ってますね。
で、ここは京都市右京区役所の宕陰出張所です。 なんか、後ろの道路標識にピントが合ってますね。背面モニターで写真を撮るとこんなことがよく起こります。我ながらどんくさい。
ここの前は良く通るところなのですが、これなに? 昔から疑問です。
ここは棚田百選には入ってませんが棚田がきれいな所のようです。「鎧田」と言うようですね。時期になったら写真を撮りに来ましょうか。
なるほど、なるほど。のどかでいいですね。
四所神社
宕陰出張所のすぐ南側です...
お、神社が見えます。この建物の向こう側ですね。
社殿の正面ですが、ここは入り口ではありませんでした。もう少し先ですね。
おお、ここが入り口のようです。
「四...四...四... わかりません...」
社殿の前まで来ましたよ。
「四所神社」と読むようです。
四所神社は、室町時代の天文二年(一五五に年)、愛宕山白雲寺福寿院の幸海僧正(こうかいそうじょう)によって、白雲寺奥の院と清滝からの愛宕山参道の途中にあった清滝四所明神を原村「かぶとの森」へ勧請したことに始まると伝えられる。
かつて白雲寺は奥の院には、鎌倉時代から幕末まで日本一の大天狗として信仰された太郎坊が祀られ、愛宕山の本尊・勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)とともに愛宕大権現と呼ばれて、篤い信仰を集めていた。また、清滝四所明神には、役行者(えんのぎょうじゃ)や白山(はくさん)の泰澄(たいちょう)が愛宕山を開いたときに参道の大杉に現れた天狗たちを祀られた。
明治時代の神仏分離により清滝四所明神は廃絶したが、樒原(しきみがはら)の四所神社は愛宕山の神々を祭神に迎え、村の鎮守として今も人々の信仰を集めている。
現在の社殿は江戸時代の建立と考えられ、中心に四所神社、その左右に末社が祀られている。社殿前の石橋や石段は江戸時代後半に、石造狛犬や鳥居は戦前に地元の有志によって整備された。
四所神社は愛宕信仰とともに歩んできた樒原の歴史を今も伝える大切な地域の文化遺産である。
京都市
本日も無事に下山できるようお願いします。
なんか、ほっこりする鈴です。
ささ、登り口の方に行きましょう。
途中の岩清水。雪解け水が勢いよく流れています。
右下へ続くのは亀岡の七谷川方向への道。昔、何回かバイクで通ったことがあります。もう30年以上前のことです。
おお、見えてきましたよ。 愛宕神社への登り口です。
天気はすっきりしませんが、そんなに寒くありません。愛宕神社目指してぽちぽちと昇りましょうか。 【本編に続く】
アクセス
- 京阪京都交通バス「宕陰出張所前」下車、徒歩2分