円勝寺跡 六勝寺跡巡り その11

残っててくれ!

だいぶんと前に「六勝寺巡り」として、岡崎周辺に残っている「六勝寺」の跡を巡りました。

その時の第1回目で「円勝寺跡」の石碑を目指したのですが、まさかの工事中。「京都市美術館」の改修工事が行われていたんですね。工事も終わって周囲の整備も完了したようなので、「円勝寺跡」に行ってみました。その時のBlog記事で、「どんなになってるか、確認に来ます。」って書いてるので行かなくてはいけません。まさか撤去されて「平地」とかになってたら泣きますよ。

まさかの・・・ 工事中でした。 最近のBlogで、京都所司代上屋敷跡のある「待賢(たいけん)小学校」や「藻壁門」の対になっている「待...

確認に行ったのは「緊急事態宣言」が発せられる前の3月下旬。当然ながら仕事帰りです。

六勝寺めぐり_円勝寺跡 No2

そろそろ日暮れ時です。今日は良い天気で、ほぼ雲がありませんでした。岡崎公園のシンボル「平安神宮」の大鳥居です。夕日が当たってきれいでしょ。

六勝寺めぐり_円勝寺跡 No3

「京都市美術館」は「京都市京セラ美術館」となってリニューアルしました。まだ中には入ったことはありませんが、そのうち紹介しましょう。

で、今回の「六勝寺巡り」の目的である「円勝寺跡」は、「京セラ美術館」の北側の道である「二条通り」にあります。美術館の敷地の中なのですが、「二条通り」に面してバス停よりも東の方にあります。

六勝寺めぐり_円勝寺跡 No4

おお、残ってましたよ。「円勝寺跡」の石碑です。

六勝寺めぐり_円勝寺跡 No5

いやぁ、よかった。工事で撤去されてしまう石碑も多々ある中、やっぱり京都市の施設では撤去されることはなかったですね。歴史好きの私も一安心です。

「円勝寺」についてはくどくどと書きませんが、鳥羽天皇中宮「待賢門院璋子(崇徳天皇や後白河天皇の母)」の御願寺です。五重塔のそびえる壮大な寺院だったそうです。今回の「京セラ美術館」の改装時に発掘調査も行われて、「円勝寺」と「成勝時」の間の溝跡や「雑舎」が発掘されています。

これでちょっとすっきりしました。Blogの中では後日確認と書いてることが多々ありますので、自分で言ったことは少しずつでも遂行していきましょう。

アクセス

  • 京都市バス「岡崎公園 動物園前」下車、すぐ

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