空襲被災を記録する碑 

もうじき 終戦記念日

よそへ行くと「京都は戦争の被害にあわんかった。」と言われますけど、それは戦時中の報道管制のたまもので、そんなん嘘八百ですわ。

そら、東京や大阪なんかと比べたら小さい爆撃かもしれへんけど、西陣の爆撃1回で、即死 43人、 重軽症者 66人の被害と292戸の家屋が被害を受けてます。

母親からも、「爆弾落とされた、爆弾落とされた。」ゆうて、昔からずっと呪文のように聞かされてきました。

京都は合計5回の爆撃受けてるんですけど、その中の西陣爆撃の碑と爆弾の破片を見に行きます。

爆撃地は公園となった

「空襲被災を記録する碑」があるのは上京区の出水(でみず)です。丸太町通りの智恵光院のバス停から歩きます。北に向かって歩くと道が少し斜めにずれますが、基本、北に向かって歩けば到着します。

空襲被災を記録する碑 辰巳公園No2

道の東側に辰巳公園が見えてきます。小さな児童公園です。

空襲被災を記録する碑 辰巳公園No3

平和な町の一角です。

空襲被災を記録する碑 No1

辰巳公園の中に「空襲被災を記録する碑」があります。

空襲被災を記録する碑 No2

この辰巳公園は、西陣の空襲で被災した家屋の跡地にできた公園だそうです。

空襲の資料

さて、先ほど道が斜めにずれていたところまで戻ります。東西の通りが下立売(しもだちゅうり)通りです。この通りを少し西に歩くと、立派なお庭の邸宅が見えてきます。

空襲被災を記録する碑 山中油店No1

山中油店です。

空襲被災を記録する碑 山中油店No2

画像にある池にはでっぷりと肥えた鯉が泳いでました。ごっつい水車も回っています。

空襲被災を記録する碑 爆弾破片No1

お店の前のショーケースに展示されています。空襲時の爆弾の破片です。

偏光フィルターが使えないので、どうしても自分が映り込んでしまいます。下手な写真でごめんなさい。

空襲被災を記録する碑 爆弾破片No2

戦後の年月で、だいぶんと錆びてますが、50㎏爆弾の破片だそうです。

終戦記念日が近づくと、それ太平洋戦争だの、原爆だのと取り上げられますが、もっと日ごろから関心を寄せていないといけないことだと思います。

興味がある方は、京都の空襲を調べてみてください。

アクセス

  • 京都市バス「丸太町智恵光院」下車、徒歩7分
  • 京都市バス「千本出水」下車、徒歩7分

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