舞鶴のおみやげ 水兵さんの乾パン

 少し変わったおみやげ

先日、海上自衛隊の舞鶴地方隊で行われていた一般公開を訪れましたが、その時に買ったおみやげです。入り口の門のすぐそばにあった売店で販売されていました。

まずは「水兵さんの乾パン」です。

舞鶴乾パン No2

「乾パン」と言えば非常時用の保存食として有名ですね。ホームセンターなどでも非常時用の常備品コーナーでは必ずと言っていいほど陳列されています。そのほとんどが缶入りで、保存期間が5年ほどのものが多いですね。

今回はお土産用なので、紙の包みに包まれています。

舞鶴乾パン No3

で、非常用の乾パンと言えば、小さな一口サイズのものが、氷砂糖なんかと一緒に入っているのですが、こちらは少し大きな一枚物の「乾パン」です。包装紙には海軍はトランプ大の一枚物+氷砂糖、陸軍は一口サイズ+金平糖で食べたそうです。金平糖は作るのにとっても手間暇がかかるのですが、陸軍さんは金平糖だったんですね。

舞鶴乾パン No4

「カモメの水兵さん」は旧日本海軍と何か関係があるのでしょうか。「水兵さん」ではありますが。

舞鶴乾パン No5

紙の包装を開けると、5枚ずつビニールの袋に入っています。缶入りではないので、賞味期限は1年少々程度が表記されていました。

舞鶴乾パン No6

思っていたよりも良い色で、ちょっとびっくりです。良い焼き加減ですね。この色、食欲をそそられます。袋を開けると、香ばしい香りが漂ってきます。

舞鶴乾パン No7

「乾パン」というとカチカチで、下手をしたら歯が割れるとか言いますけど、現代の「乾パン」はそんなに固くありません。少し硬めのビスケットという感じです。しかし保存食になるぐらいですので「水分」がほとんど感じられず、ぱさぱさした食感です。のど詰めしないように飲み物を用意して食べてみてください。お味のほどはとってもシンプルで、ほんのりとした甘みと、わずかな塩味、そして黒ゴマの風味があって、とても素朴な感じです。連続で食べていると、味に飽きてくるのでちょっとだけジャムやハチミツでもつけると、また雰囲気が変わっていいですよ。

さすが携行食や非常食とされているだけあって、お腹が膨れます。いっぺんに全部は食べられません。2袋に分かれていて、湿らずに保管できるのでよかったです。でも、なんか少し時間が空いたら、またすぐに口にしたくなる味ですね。

旧日本海軍の軍港であった舞鶴らしいおみやげだと思います。カレーは有名になったので、舞鶴のあちこちのお土産屋さんで見かけますが、これはどうなのでしょうか。やはり自衛隊近辺だけなのかなぁ。

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