丹波かめおか光秀物語 ききょうの里 2019

雨上がり

7月14日(日)は、雨の合間を縫って「丹波かめおか光秀物語 ききょうの里」へ行ってきました。「50,000本のききょう園」と銘打ってますが、そんなにあるんかいな? ということで見に行きましたよ。

さて、「光秀」の文字が入っているのですが、なんで光秀? 『麒麟がくる』の便乗商法? などと思われるでしょうけど、『麒麟がくる』に話が出る前から、ここは「明智光秀」ゆかりの地として「ききょうの里」を運営しています。

もともとここにある「谷性寺(こくしょうじ)」というお寺が「明智光秀」ゆかりの寺で、光秀は何度かこの寺のお不動さんに参っていたそうです。ほんでもって、「谷性寺」には「光秀の首塚」がありますので、「明智光秀ゆかりの地」としても、決して便乗商法ではないですよ。

じゃあ、なんで「ききょう」なの? というのは光秀の家紋が「桔梗」であったからです。もともとここは休耕田であったのですが、2005年から「ききょう」を植えて、「ききょうの里」として親しまれてきました。ちょっと町おこし(村おこし?)的な要素もあっていいですね。

秋には「丹波かめおか ルミナリエ」としてライトアップイベントもやってます。こちらのイベントは何回か行きました。

 京都・丹波 KAMEOKA 夢ナリエ 少し前になりますが、11月下旬に「京都・丹波 KAMEOKA 夢ナリエ」を見に行きましたので紹介し...
ほっこり まだまだライトアップの紹介は続きます。最近はBlog書く時間がなくてアップしたい題材はたくさんあるのですけど、全然おっついてませ...

前置きはこんなもんで、さっそく行ってみます。

近くをバスが走っているのですが、さすがに本数が少ないので、雨が止んでいるすきに車で行きました。駐車場は無料です。

ききょうの里_2019 No2

駐車場です。 のどかです。先ほどまで霧雨が降っていたんですけど、今は上がってます。

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亀岡のマスコットキャラ「明智かめまる」くんです。

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受け付けは、さながら田舎の雑貨屋さん?と言った感じでなんかいろいろなものが売られてます。

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もちろん、ききょうも売ってますので、買って帰っておうちに植えることもできます。

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入り口です。

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紫のききょうがたくさん咲いてます。

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辺り一面ききょうの絨毯というほどではないですけど、これだけたくさんのききょうが咲いているのは初めてです。

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ききょうは茎が細いにもかかわらず、けっこう背丈が伸びてきて、一番上に大きな花がたくさん咲くので、お辞儀をしてしまうことが多いです。

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まだ、つぼみがたくさんあります。全体でいうと5分咲き程度なんでしょうかね。

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最初は緑のつぼみが膨らんできます。

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で、つぼみが色づいてきます。

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んで、開花!

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よくみると、開花してすぐは、真ん中の花柱のところも開いてませんね。

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花柱の根元の方にある部分が先に開いて...

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で、しばらくすると、花柱の先のところも開くという3段階式です。

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完全に開ききるとこんな感じになりますよ。

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やはり、紫色が多いですね。

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色々な種類があるようです。たくさん並べられていました。

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ちょうど、アジサイの花と時期がかぶさるんですね。周囲にはアジサイがたくさん植えられています。

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先ほどまで霧雨が降っていたので、水滴が乗っかっています。

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花がみずみずしく写っていいですね。

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ちょっと拡大。

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水玉もたくさん付くと、お花がお辞儀してしまいます。

「ききょう園」だけではなくてほかのところも見てみましょう。

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アジサイもたくさん植えられています。その中でも美しく感じたアジサイの1本です。

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これなんだかわかりますか?

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うじゃうじゃと大量にぶら下がってます。

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藤棚にぶら下がっている「藤の種」なんですね。ちょっとびっくりするぐらいたくさんぶら下がってます。

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上の画像の真ん中あたりになんか立ってるのが分かりますか? 保護色みたいでわかりづらいですけど。

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「光秀の砦」と題されたモニュメントがあります。

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すんごい、堀の深い顔です。こってりした感じの光秀ですね。亀岡駅前の南郷公園にある光秀像は、やけにあっさりした顔立ちでしたけど。

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こちらも観光順路の中に含まれています。「ルドベキア」が咲き乱れていますね。

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ぽつんとききょう。

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「ルドベキア」の一種である「オオハンゴンソウ」という花が、あちこちの植生を浸食して問題になっているようですね。特定外来生物にも指定されているそうです。

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むらさきと黄色なので、お互い主張が強いですね。

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こちらは「グラジオラス」です。白っぽいのしか知らなかったんですけど...

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こんな強烈なのもあるんですね。

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これぐらいなら、まぁ許せる範囲かなぁ。

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水玉がつくときれいですね。

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「グラジオラス」もちょうど良い時期でした。なんか、いろいろな花が見られてお得感がありますね。

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今日は全部手撮りなので、ピントが甘いですがご容赦ください。

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これもなかなかきれいでしたよ。これ以上望遠できないんで残念です。

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こちらはお隣の「谷性寺」に咲いていたハスの花。

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この真ん中の部分がちょっとグロいというか、怖いというか...

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花弁はきれいなんですけどね。

亀岡の市街地からは離れているので、公共交通機関の便はあまりよくないのですが、車で行くと道の空いていて行きやすいです。「50,000本のききょう」と言われると、ちょっとう~んとなりますが、たくさん咲いていることには違いありません。それと、周囲にいろいろな花が植えられていて、花を見て歩くにはちょうどいいイベントでした。

アクセス

  • 京都縦貫自動車道「亀岡IC」から車で20分

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