4月2日(木) 夕方
「出雲大神宮」から亀岡郵便局に向かうのには府道25号線を通るのですが、田んぼの中の25号線を軽快に走っている時に、チラッと視界の隅に見えたところがありました。
そういえば、あこにも桜があったなぁ。
でも、いい加減、午後から一番の仕事である荷物の受け取りを済ませないといけないので、亀岡郵便局に向かいます。
で、ようやく荷物を受け取ってホッとしたのですが、やっぱり気になってしまって、まっすぐ家に帰らずまた寄り道。今来た道を戻って走ります。
今から行っても日が暮れてしまって、もう写真撮れないかも。もしかしたら桜が咲いてないかも。
そんな思いも胸をかすめましたが、行ってみないとわからないので、とりあえず行ってみましょうか。
今から行こうとしているのは「丹波国分寺跡」。2年前の台風で 使用前 ⇒ 使用後 みたいに様変わりしてしまって、ボロボロの感がある史跡になってしまったのですが、「使用前」の異世界感が忘れられなくて何回も訪れています。
桜の木があったことは確かなのですが、台風のときに倒れてしまったかも。もしくはそのあとの整備で伐採されてしまっているかも。
でも、まぁ、行ってみるか。
そんなこんなで、もやもやしていたのですが、到着しましたよ。桜さいてます。よかった。
立派に咲いてますね。日没にも何とか間に合いました。
山門です。いい感じに枝が伸びてくれています。
もうすでに日陰になってしまっているところが多いですが、桜自体満開になっています。
間に合ってよかったですよ。
台風のせいで周りの大木を伐採してしまったので、木々に囲まれた境内が露出してしまって、往年のたたずまいは失われてしまっています。
歴史を感じさせてくれる扁額。ほんとに人知れず、ひっそりとしています。
本堂から見た山門。周りの木々の生け垣は無くなってしまってとってもみすぼらしくなってしまいました。
山門から見た桜。
この木が残っていてくれてよかったです。
たわわの花を咲かせてくれています。
ちょっと安心しました。
多くの木々に覆われていたはずの境内。ほんとに残念です。
境内の北東にある桜の木。この木も健在です。
台風で枝が何本か折れてしまいましたが、それでもたくさんの花をつけています。
地面すれすれまで下がっている枝。この老木がよくも風に耐えてくれたこと。
だ~れも見に来ませんが、この桜の木にはほんとに値打ちがあります。
もう少しで日没ですね。ここも幹線道路からは離れたところであり、周りは田んぼだらけで人家もありません。ただただ時間だけが流れているところです。この悠久の時間の流れを独り占めして桜を見ることができました。本日最後の桜です。
4月2日(木)は朝から晩まで桜三昧。とってもたくさんの写真を撮りました。写真はへたくそなので他の方の作品に比べるととっても見劣りがしますが、納得のいくシチュエーションで撮った写真ばかりなので私は大満足です。
例年ならば、夕暮れの後は桜のライトアップを巡るのですが、今年は新型コロナウィルスのせいですべて中止。ま、仕方ないですね。んで、桜はこの次、4月3日(金)にも見に行きました。見に行ったというか仕事の帰りに見て帰っただけですけど。
一つ前の桜の記事↓
アクセス
- 京都縦貫道「篠IC」から車で30分ほど