垂箕山大明神 地域信仰

そこかしこに神が宿る

昨日紹介した「垂箕山古墳(仲野親王高畠墓)」に付随して「垂箕山大明神」があります。

今日はここを紹介します。

「垂箕山古墳」はこちら。

心のどこかに 先日、亀岡市内の古墳を巡りましたが、京都市内にも昔から気になっている古墳がありました。 毎日、通勤で使っている「JR嵯...

JR嵯峨野線「太秦駅」の南側に「垂箕山古墳」があります。その「垂箕山古墳」の西隣に隣接して「垂箕山大明神」があります。私は「太秦駅」の東側にある踏切から「垂箕山古墳」の南側にある旧道を通っていきました。この旧道は「太秦広隆寺」の前から「帷子ノ辻」を抜けて、「安堵橋」を通り、「大覚寺」の門前を抜けて、「愛宕山」につながっていくとても古い道です。

「太秦駅」から直接行くには、駅西にある跨線橋を通ると早いです。跨線橋の南端に「垂箕山大明神」があります。

南の「旧道」から跨線橋へ行く道です。とても急な坂になっています。

この旧道にある「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」の由来の一つに、北側は崖になっていて南方向にしか平地が開けていないので「片平(かたひら)」の辻だったのが、後世「帷子(かたびら)」という字をあてたという言い伝えもあります。「垂箕山古墳」も昔は崖の上だったんですね。

その坂の途中にあるのが「垂箕山大明神」です。古墳の南側に立ち並ぶ住宅と「垂箕山古墳」に挟まれた狭いところに鎮座しています。昔は周りに何もないところだったんでしょうね。

「垂箕山大明神」の神額です。

小さな祠です。「垂箕山古墳」の上には「太郎稲荷神社」があるそうなのですが、こちらは入ることができないので詳しいことは不明です。

創建や変遷など何もわかりません。でもここに神社があるということは、過去にはここで何かがあったということでしょうね。何か言い伝えがあるのかもしれませんが、Webなどを調べてみてもわかりませんでした。地域の方々がお世話されているのでしょうか。

昔は何もない野原のようなところにあった神社も都市化の波にのまれて住宅街の隅の方に追いやられてしまいます。住宅需要があって、かつ人が住める土地が限られているので仕方のないことなんでしょうけど。

京都にはこのような神社や名もなき小さな祠がたくさんあります。郊外を歩くときにはよく見てくださいね。

アクセス

  • JR嵯峨野線「太秦駅」下車、徒歩4分

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