初夏の彩
京都では、ハスの有名な所として「法金剛院」や「大蓮寺」、「三室戸寺」等の名前が上がりますね。その他には「京都府立植物園」とか。
でも、ほとんどが有料なので、貧乏人の私としてはちょっと躊躇してしまいます。有料ということは手入れも行き届いていて、きれいなハスの姿が見られるということでしょうけれども、「人が多い」となると、行く気が失せてしまいます。
つーか、なぜハスを見に行くかというと、写真を撮りに行くのが目的なのですが、私はなんせへたくそで、もたもたしているので他人さんの迷惑になるんですよね。なので、人のいないところでゆっくりと写真が撮れる方が精神衛生上すっきりとします。
つーことで、今年もあまり人が来なくて、どっかりと構えてのんびり写真が撮れるハスの撮影スポットに行きましょう。
目的地は京都府亀岡市の「平の沢池」です。
途中は省いて、到着!です。
道路の東側の池には...
池の水面、一面のハス。
道路の西側の池には、なーんにもありません。繋がってるんですよ、2つの池。
さっそく、池のふちまで下りてみます。南側の岸は、すこし水面が見えているので、近づきすぎて池にはまることもないでしょうけど、東側の岸は要注意です。
咲いてますよ。ハスの花たち。
もう少し葉っぱが低ければ、ハスの花が顔を出して絵になるのでしょうけれども、これが天然なので仕方ないです。
上の画像では、池の北の端に立っています。今、写真の左の東側の岸を歩いてきましたが、こちら側には写真を撮りやすいところにあまりハスに花は咲いていませんでした。今度は池の西側の岸(道路沿い)を歩きます。
岸が少し高いので写真は撮りやすいですね。
ハスの花の水滴。ロータス効果というやつですね。
葉っぱの中から顔をのぞかせています。
もうすでに散ってしまった花もありますが、まだまだこれからが本番です。
望遠があればきれいに撮れるのかな...
このはなは、今日、これから大輪になるようですね。
けっこう開ききっています。
岸からは少し離れているので、望遠レンズ必須ですね。
一応、古い古い、MINOLTAの300㎜を持ってきました。30年前のレンズです。α7000の世代です。
朝から、ハチ、ぶんぶん。
当然三脚必要です。
葉っぱの陰に隠れています。
これは外に出てるので、お日様が当たるときれいでしょうね。
なかなか、きれいに花弁が伸びている花は少ないです。
良いなと思うようなのは、こっちを向いていないので横の方からしか撮れません。
真っ白なハスの花もいいのですが、私はこれぐらいのピンク色が一番好きです。
これはなかなかいいですね。仏教ではこのハスの花の上に お釈迦様が座っておられる仏画や仏像が多いですね。この美しさから、やはり神聖な花として崇められてきたのでしょう。
人が見るのは、水面の上ばかりですが、水面下には当然根っこなどがあります。ほんでもって「レンコン」ができるんですよね。こんなきれいな花の根っこがレンコンになるなんて想像もつきません。
この「平の沢池」では、年によって多少ずれますが、6月末から8月初め頃までハスの花が咲きます。花はお昼ごろまでなので、鑑賞するには朝に来ないといけません。
他の有料お花見スポットのように、きれいに整備されていませんが、それこそ自然のままのハスの花が見られます。今しばらくは毎日開花してるてるでしょうし、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。
アクセス
- 京都縦貫道「千代川IC」より、車で15分ほど