久々に嵐山で食事
3月最後の日曜日となった31日に嵐山の桜を見に行きました。その時に、日ごろ前を通るばかりであった「花のいえ」でお昼ご飯をいただきました。
桜の満開には少し早かったのですが、遠いところから親戚がやってくるというので、嵐山を案内がてらお花見をして、お昼はゆっくりとお座敷でご飯をいただこうという計画です。
その時の嵐山の桜の様子はこちらで。
ほんでもって、「花のいえ」です。
「花のいえ」は「公立学校共済組合 嵐山保養所」というのが正式名称です。一般の方でも利用できます。宿泊はちょっとお高いのですが、嵐山にあって雰囲気も良いところです。
お昼の食事は我々庶民でも十分手が届く範囲なので、ご利用されてみてはいかがでしょうか。今回私がいただいたのは「昼御膳おぐら \3,900-」というメニューなのですが、午前11時半から午後3時の間の個室料金と、大浴場の利用料金が含まれています。ほんとにのんびりとできます。
嵐山の高架橋の東側にあります。こちらの方は人通りも少なめです。
「角倉了以邸跡」の石票があります。この辺り一帯は江戸時代に保津川を開削した「角倉了以」の広大な屋敷があったところです。
玄関です。お庭もそうですが、華美な演出がされていない、昔の嵐山を思い出します。
お茶室もあります。
お部屋からもお庭に降りることができました。
さてさて、お昼です。
三段重と土鍋が用意されていますね。お食事は12時からと伝えておいたので、ちょっとゆっくりしてから会食です。
まずはお造りが運ばれてきます。
三段重の中にはいろいろなお料理が少しずつ小鉢に分けられています。家ではなかなかやってられないですよね。エビやお魚もおいしかったのですが、やはりお湯葉がおいしいし、ひじきの味付けも絶妙でした。
嵐山と言えば「竹林の小径」が有名ですが、竹林がたくさんありますので、GWのタケノコが楽しみですね。一足お先にいただきます。
生麩の田楽です。とっても、もっちりしていておいしいんですよ。
てんぷらの盛り合わせ。
京都ですから、当然湯豆腐がつきます。
ご飯と香の物。そしてお味噌汁。確か、ご飯は一回だけお代わりできたと思います。
デザートは季節に合った、桜の葉の塩漬けが乗ったムース。桜餅を思い出します。
お料理の量としてはちょうどいいぐらいです。大食漢の男性には少し物足りないかもしれませんが、普通の男性では、これにビールでも頼めば十分でしょう。まだ、料理の品数の多いコースもいろいろありますので、「花のいえ」のHPをご覧ください。観光地なので、予約をしておかないと当日では無理なのではないかと思います。
このあと、長辻通りのお土産物屋さんなどで買い食いする予定なので、あまり食べすぎも考え物です。せっかくですから、いろいろな嵐山を味わっていただきたいですね。
アクセス
- 京都市バス「嵐山」下車、徒歩5分