千手寺(亀岡市) 霧の紅葉

11月3日(祝)

表題に「霧の紅葉」って負け惜しみでつけてますけど、ほんとは「雲海の日の出」が見たかったんです...

いやね、嫁はんが「雲海から登る日の出」を撮りたいっちゅうんで、日の出前に行ったんですよ。霧は出るには出てるんですけど、出過ぎで霧の中でした。五里霧中っちゅうやつですわ。わっはっは。

亀岡は標高が低いので「雲海」ではないのですが、秋から冬にかけて風のない天気のいい日は良く霧が出ます。うまくいけば近所の標高300m~400m程度の山に登ると「雲海」ならぬ「霧海」が見えるんですよ。ま、見てみると「雲」なのか「霧」なのか全然分かりません。

で、その失敗の報告です。

千手寺_霧_紅葉_2022 No2

「千手寺」さんは、わしの家からは車で15分ほどです。駐車場は車10台弱分くらいはありますが、これからのシーズン、土日はけっこういっぱいになります。で、駐車場に車を停めて見上げるとこんな感じで霧の中。

千手寺_霧_紅葉_2022 No3

もしかして、階段の途中から上は霧が晴れてないかな? と思って上がって行きます。

千手寺_霧_紅葉_2022 No4

残念でした。 境内ごと霧の中。

千手寺_霧_紅葉_2022 No5

わお~~ん。 仕方ないですね。自然には勝てません。

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振り返って見ても「霧海」ならぬ「霧中」。

ま、どうこう言ってても仕方がないので紅葉写真を撮りましょう。ちょうどいい具合に紅葉が始まってますよ。

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ただ写真を撮ってもピリッとしません。「ソフトフィルターがかかったような」とか、そんな都合の良い雰囲気はなかなか醸し出せるものではありません。わしみたいなヘタクソが撮ると、上の通りただぼーっとしただけの写真です。

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幻想的と言えば幻想的なんでしょうけども、霧の写真を撮るには霧が濃すぎます。もう少し薄くて、流れるようになってると霧の濃淡が出て対象とする被写体がくっきりと写る瞬間があります。

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ま、そんなゴタクはどうでもいいので、このきれいなもみじを楽しみましょう。

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この「獨鈷抛山 千手寺」は標高が350m程度ありますので、亀岡盆地の紅葉よりは少し早めです。

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ここ、良い色ですね。

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ほんの少しですが散りもみじもありますよ。

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イチョウも良い感じになってます。本堂前の巨大なイチョウは枝を切ってしまったようで幹だけが太く残ってしまいました。手前がその幹です。ちょっと残念ですけど、自然災害で本堂に被害が出ると復旧が大変ですからね。

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千手寺の紅葉はまだしばらく見頃が続きます。

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まだまだこれから紅葉するであろうもみじもありますので、週末に訪れて見てはいかがでしょうか。

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ここは濃い赤色です。黄緑から赤まで色々な色が楽しめるちょうどいい時です。

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霧が濃いので葉っぱにしずくができてますね。

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寒つばきもきれいに咲いています。毎年紅葉の時期にきれいに咲くので有り難いです。

ということで、朝日の雲海は見られませんでしたが、きれいなもみじが見られて満足です。

この後、イチョウの紅葉を見に北に向かって車で出かけますのでこうご期待。

アクセス

  • 京都縦貫道「亀岡IC」より車で15分程度

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